病んだ心臓で君を呼んでた
汚れた声で呼んでた
西日射す部屋で
影はだんだんと濃く染まってゆく
夜を待つのはとてもつらいね
君が来れば
終点
ほかの誰かが泣いても
もう心は痛まない
星よ、眠らないで
朝よ、僕を抱いて
目を隠した手が
君の腕を探した
泣きたいのに、もう泣けないよ
きれいに、言えないよ
明日見るひかりが
燃えさかる夕日のむこうで
僕を許してくれている
君よ、呼んで
君よ、僕を、
夜更けに目が覚めても
こわい夢が頬をつたっても
澱んだ淵から掬いあげる
その手でなだめて
君よ、
君よ、
君が僕を生かして
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