繰り返す浅い呼吸に
まどろみすら覚える
けぶる朝空にはまだ星が見えるけど
それは僕が好きなのじゃなかった

望遠鏡をのぞけばそこには宇宙があって
本棚には君がくれた画集があって
手のなかにはいつもお守りがある

今日は昨日よりもまぶしい
水色の空が僕の肺に満ちる
何よりも、誰よりも、幸福になりたい

握りしめたら
強くなれる気がしてた
昨日だって、一昨日だって、100年前にも、
いつだって明日は
怖いほど何にでもなれた





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