嵐が去ったら
僕らは熱に浮かされた子供になったみたいに
大袈裟な夜をひろげるけど
黒い糸は、いつもどおり静かにおりてくるだけ

今日の夢を明日になったら忘れている
僕らは虚しさを虚しさとも思わずに抱きしめ眠る

雨がやむね
水たまりに空がうつるね

明日が確かに明日でありますように
エンドロールは短くありますように
お願いはそれくらい





<<