踊るケンムン
手足が長く、アタマにお皿があり、毛深い。夜は指に灯をともして魚を捕り、時に村人に相撲をねだることもあるというケンムン。三つのお面は人々にとって、ある時はひょうきん、ある時は恵みをもたらす存在、だけどやはり怖ろしい、というケンムンの多様さを象徴している。本人の顔は、上を向いて、ご覧の表情。