教習所卒業検定
- 10月29日 教習所卒業検定
- 8時50分から卒業検定が始まるので、少し早めに教習所に到着しました。
- この日は大型二輪2人・普通二輪1人・AT小型限定普通二輪1人の計4人が受験しました。
- 今日は「Aコース」です。
- 検定開始前に担当教官から注意事項などの説明がありました。
- 緊張で高鳴る鼓動を感じつつ、減点対象となる行為や検定中止基準などを聞きました。
- こんなに緊張するのは何年ぶりかな・・・。
- 自分だけでなく、他の人の緊張感もビシビシ感じます。
- 「今までやってきた事を普通にやったら合格するからね。」と自分に言い聞かせて冷静になろうとしました。
- ・・・が、「落ちたら1時間の補習+再検定」が頭をよぎります。
- しかも友人たちは、今日受験するのを知っています。
- 「落ちた・・・。」って言いたくないですね。
- 教官の説明が終わって、分からないところを質問しました。
- そして、検定開始へ。
- すると、まさかの「1番目は・・・だあくさんです。準備してください。」と指名が。
- オウッ!ワタシデスカー?( ゚Д゚)/
- その場にいた全員がこちらを見る・・・。
- 見ないでー。
- さらに緊張してきました。
- 「さ、どうぞ。」
- 「はい・・・。」
- でも、本番に強い男なので大丈夫!
- 検定は今まで練習してきた教習用のバイクと違って、検定専用のバイクを使うようです。
- 前後の安全確認をしてから乗車。
- ミラーの位置を合わせて、いざエンジンスタート。
- 安全を確認しつつ、エンストしないように慎重に・・・慎重にクラッチミートしました。
- 無事コースイン。
- クラッチの感触を確かめながら、1速→2速→3速へ。
- そして、ブレーキテスト。
- 先に卒業検定を合格した友人から、「最初にコースを1周する時にブレーキの利き具合を確認しとけ。」とアドバイスをもらっていたので、走りながらコーナーの手前で強めにブレーキングをしてみました。
- おぉ、いい感じ。
- 教習車より乗りやすいかも。
- そのまま1周して、坂道発進へ。
- 3速から1速に落として停止。
- エンストしてバックしてしまうと検定中止になるので、スタート時よりも気をつけてエンジンをふかし気味にして発進。
- きれいに決まりました。o(^.^)/~♪
- 坂を下って、踏切通過へ。
- 一時停止して、大げさに首振り確認をしました。
- 次はS字。
- 3速から2速に落として進入。
- ここは初教習からミスなしでクリア出来ていたので、余裕を持っていきましたが、油断はできません。
- コーンに触れただけで即中止ですからね。
- S字後の左コーナーを小回りして、3速に上げつつクランクへ。
- 手前で2速に落として進入。
- 練習では成功率9割以上でしたので、冷静に走れば大丈夫。
- コーンに触れないように、S字よりもさらに慎重に走行しました。
- 「Bコース」の場合は、クランクの出口をかなり小回りしないといけなくて、練習では1回しか成功していませんでした。
- 今日の検定が「Bコース」だったら減点間違いなしです。
- ラッキー ! v(^^)~♪
- 無事にクリアして交差点右折。
- なんと、ここで方向指示器を出すのを忘れるミスが・・・。
- 右折中に気付きました。
- やっちまったぜー。 ( ゚Д゚)/
- 一瞬、混乱しそうになりました。
- ・・・が、すぐに頭の中を切り替えました。
- ここまで大きなミスはしてないはず。
- 5点減点ぐらい問題ないでー。
- そう、100点(減点ゼロ)で終わる必要はないんです。
- 70点以上で合格なので・・・小さなミス(減点5点)なら6回しても合格やんっ!
- 次に集中しましょー。
- 気を取り直して、8の字へ。
- 2速をキープしたまま進入。
- ここもコーンにさえ気を付ければ大丈夫です。
- 華麗なターンを披露してクリア。
- そのまま止まることなく大きな道への合流と路肩の障害物回避へ。
- もちろん、ここでも大げさに首振り確認して通過しました。
- 一本橋へ。
- 大型二輪車は10秒以上かけて通過しなければいけません。
- 1秒足りないごとに5点ずつ減点されるようです。
- さらに、途中で落ちると即中止。
- 練習での成功率は8割ほどですが、13秒キープ出来たこともあったので、落下さえしなければいけるはず。
- 最低でも減点覚悟で一気に通過しましょー。
- 3速から1速に落として直前で停止。
- 雑念が入る前に発進!
- 半クラでアクセルをふかし気味にして、右足ブレーキで速度を調整しました。
- 練習中は秒数を表示してくれるのですが、検定中は消えています。
- 心の中でゆっくりめに数えながら通過しました。
- 10秒以上はキープ出来ていたと思います。
- ホッとしながら、2回目の交差点へ。
- 今度は左折です。
- 小回りして次の右折(一時停止あり)に向けて、大げさに首振り確認してから車線右側へ。
- 一時停止線の手前で止まって、大げさに首振り確認。
- 1~2メートルほど前に出て、さらに大げさに首振り確認。
- もう首振り確認が特技になりました。
- 履歴書に書けるかも・・・。
- 「趣味・特技・・・首振り確認」 o(*^^)o~♪
- 波状路へ。
- 5秒以上かけて通過しないといけません。
- 一本橋と同じようにコースから外れると即中止。
- さらにエンストしてもダメなようです。
- 3速から1速に落として、シートから腰を浮かせて進入。
- 乗車姿勢(へっぴり腰)で2度ほど注意されていたので、しっかり立って1つずつ慎重にクリア。
- ここでも、心の中でゆっくりめに数えながら通過しました。
- 5秒以上はキープ出来ていたでしょう。
- スラロームへ。
- 3速から2速に落として進入。
- 大型二輪は7秒以内で、連続で交互に置いてあるコーンの間をすり抜けなければいけません。
- こちらも練習中は秒数を表示してくれるのですが、検定中は消えています。
- もちろん、コーンに触れただけで即中止です。
- 練習では成功率8~9割でした。
- ここまで方向指示器ミス以外に目立ったミスはないはず・・・。
- 100点からの減算式なので、90点は残ってるとみた。
- あとは急制動とゴール地点での停止と降車だけ。
- ここで10点減点(1秒につき5点)でもいける!
- よし、2秒遅く走ろう。
- 我ながら冷静ですねー。
- さすがに(体感で)2秒も遅く走ると余裕です。v(^^)v
- まったく危なげなくコーンを通過できました。
- 急制動へ。
- 40Km/hまで加速して、急制動エリア内で停止します。
- エンストと前後のブレーキバランスに気を付ければ大丈夫です。
- 練習で教官から「アクセルを戻すタイミングが遅い」と言われていたので、気持ち早めに戻しました。
- あとはゴール地点にバイクを止めるだけ!
- 停車後、安全確認してバイクを倒さないように降りて終了しました。