アブラゼミの羽化と気温(平成20年7月〜8月)
1.調査場所 庭先
2.広さ 40u
3.樹木 もち、紅梅、さつき、凪、紅葉、サルスベリ、等
樹齢 30年以上
4.調査時間 20時/22時/朝8時の3回の確認
(夜は蚊と戦いながら懐中電池で探索)
5.発見数 庭先での羽化数 約111匹
6.調査期間 7月5日〜8月5日
アブラゼミの羽化の高さについて7年間のデーターを見る限り今年も同じと判断し観測せず
1.7月上旬の最高気温の変化は大きいが中旬から下旬に掛けてはほとんど変わらず、但し
7月28日、8月5日は雨の影響で下がっている、最低気温は羽化する期間は一定。
2.羽化は7月の10日頃から始まり20日前後が一番羽化数が多い、今年は8月になっても
いくらかの羽化が見られる。例年より羽化数は多く感じられた。
3.今年のアブラゼミは8月の25日頃まで鳴いていたが ニイニイゼミや、ヒグラシの羽化数が
例年より少なかった。 ニイニイゼミは2匹、ヒグラシは2匹の目撃。
4.アブラゼミとは関係ないがウグイスが8月の末頃まで鳴いていた。例年だと8月の初め頃には
鳴き声は聞かなくなる。
5.最近多くなったのはクマゼミ、庭先では確認できないが庭先以外で鳴き声が多くなってきた。
6.羽化しない樹木は凪、サルスベリで年数の新しい樹木で、老木には多く集まる。またユリの
ような草には多く見かける。