中村雄二郎
なかむら ゆうじろう
97.07.30
「術語集2」岩波新書
この書評というより、中村雄二郎氏について。
彼はなかなか大したものだと思う。しかし、世間では彼のことをあんまり誉めない。なぜか。おそらく派手さが足りないのだろう。実際、チマチマと(否、コツコツと)研究している。また、自分の言葉で語ろうと努めている。ほんとうに哲学してるんだ。
タブン、これらが好(ヨ)しくないのだ。もっとハデハデしく、ババンとしてくれないかなあ、と見られているのだ。彼が属するのは現代哲学である。そこではカッチョヨサが必携なのだナ。カッワイソー。
でも、私は支持するゾ!
Copyright(c)1997.07.27,"MONOGUSA HOMPO" by Monogusa Taro,All rights reserved