目次 前へ 次へ  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

Old Testament「Book of Ezra」
旧約聖書:エズラ書

第3章(CHAPTER 3)

  1. イスラエルの子孫(ひとびと)かくその邑々(まちまち)に住居(すみをり)しが七月に至りて民一人のごとくにヱルサレムに集まれり
  2. 是(こゝ)に於(おい)てヨザダクの子ヱシユアとその兄弟なる祭司等およびシヤルテルの子ゼルバベルとその兄弟等立(たち)おこりてイスラエルの神の壇(だん)を築けり是(これ)神の人モーセの律法(おきて)に記(しる)されたる所に循(したが)ひてその上に燔祭(はんさい)を獻(さゝ)げんとてなりき
  3. 彼等は壇(だん)をその本(もと)の處(ところ)に設けたり是(これ)國々の民を懼(おそ)れしが故(ゆゑ)なり而(しか)してその上にて燔祭(はんさい)をヱホバに獻(さゝ)げ朝夕にこれを獻(さゝ)ぐ
  4. またその録(しる)されたる所に循(したが)ひて結茅節(かりほずまひのいはひ)を行ひ毎日の分を按(かんが)へて例(れい)に照(てら)し數のごとくに日々の燔祭(はんさい)を獻(さゝ)げたり
  5. 是(これ)より後は常の燔祭(はんさい)および月朔(ついたち)とヱホバの一切(すべて)のきよき節會(せちゑ)とに用ゐる供物(そなへもの)ならびに人の誠意(まごゝろ)よりヱホバにたてまつる供物(そなへもの)を獻(さゝ)ぐることをす
  6. 即(すなは)ち七月の一日よりして燔祭(はんさい)をヱホバに獻(さゝ)ぐることを始めけるがヱホバの殿(みや)の基礎(いしずゑ)は未(いま)だ置(すゑ)ざりき
  7. 是(こゝ)において石工(いしだくみ)と木工(こだくみ)に金(かね)を交付(わた)しまたシドンとツロの者に食物 飮物および油を與(あた)へてペルシヤの王クロスの允准(ゆるし)にしたがひてレバノンよりヨツパの海に香柏(かうはく)を運ばしめたり
  8.  斯(かく)てヱルサレムなる神の室(いへ)に歸(かへ)りたる次の年の二月にシヤルテルの子ゼルバベル、ヨザダクの子ヱシユアおよびその兄弟たる他の祭司レビ人(びと)など凡(すべ)て俘囚(とらはれ)をゆるされてヱルサレムに歸(かへ)りし者等を始め二十歳以上のレビ人(びと)を立(たて)てヱホバの室(いへ)の工事を監督せしむ
  9. 是(こゝ)に於(おい)てユダの子等(こら)なるヱシユアとその子等(こら)および兄弟カデミエルとその子等齊(ひと)しく立(たち)て神の家の工人(こうじん)を監督せりヘナダデの子等およびその子等と兄弟等のレビ人(びと)も然(しか)り
  10. かくて建築者(いへづくり)ヱホバの殿(みや)の基礎(いしずゑ)を置(すう)る時祭司等 禮服(れいふく)を衣(き)て喇叭(らつぱ)を執(と)りアサフの子孫たるレビ人(びと)[ねうはち]を執(と)りイスラエルの王ダビデの例(のり)に循(したが)ひてヱホバを讃美(さんび)す
  11. 彼等班列(くみ)にしたがひて諸共(もろとも)に歌を謠(うた)ひてヱホバを讃(ほ)めかつ頌(たゝ)へヱホバは恩(めぐみ)ふかく其(その)矜恤(あはれみ)は永遠(とこしなへ)にたゆることなければなりと言(いへ)りそのヱホバを讃美(さんび)する時に民みな大聲(おほごゑ)をあげて呼(よば)はれりヱホバの室(いへ)の基礎(いしずゑ)を据(すう)ればなり
  12. されど祭司レビ人(びと)宗家(そうか)の長等の中(うち)に以前(さき)の室(いへ)を見たりし老人(おいびと)ありけるが今この室(いへ)の基礎(いしずゑ)をその目の前に置(すう)るを見て多く聲(こゑ)を放ちて泣(なけ)りまた喜悦(よろこび)のために聲をあげて呼(よば)はる者も多かりき
  13. 是(こゝ)をもて人衆(ひとびと)民の歡(よろ)こびて呼(よば)はる聲(こゑ)と民の泣く聲(こゑ)とを聞(きゝ)わくることを得(え)ざりきそは民(たみ)大聲(おほごゑ)に呼(よば)はり叫(さけ)びければその聲(こゑ)遠くまで聞(きこ)えわたりたればなり

HOME | Good News | 聖書INDEX | <<前のページ | 次のページ>>
- 旧約聖書(文語):エズラ書 -
画面上へ 1章 2章 3章 4章 5章 6章 7章 8章 9章 10章

© 日本聖書協会(BIBLE with REF. CLASSICALJAPANESE) 文語聖書