目次 前へ 1 10 20 30 ・・ 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66

Old Testament「Book of Isaiah」
旧約聖書:イザヤ書

第66章(CHAPTER 66)

  1. ヱホバ如此(かく)いひたまふ 天はわが位(くらゐ)地はわが足臺(あしだい)なり なんぢら我(わ)がために如何(いか)なる家をたてんとするか 又いかなる處(ところ)かわが休憩(やすみ)の場とならん
  2. ヱホバ宣給(のたまは)く 我手(わがて)はあらゆる此等(これら)のものを造(つく)りてこれらの物ことごとく成(な)れり 我はたゞ苦しみまた心をいため我(わ)がことばを畏(おそ)れをのゝくものを顧(かへり)みるなりと
  3. 牛をほふるものは人をころす者のごとく 羔(こひつじ)を犠牲(いけにへ)とするものは狗(いぬ)をくびりころす者のごとく 祭物(そなへもの)をさゝぐるものは豕(ゐのこ)の血をさゝぐる者のごとく 香(かう)をたくものは偶像(ぐうざう)をほむる者のごとし 彼等はおのが途(みち)をえらみその心ににくむべき者をたのしみとせり
  4. 我もまた災禍(わざはひ)をえらびて彼等にあたへ その懼(おそ)るゝところの事を彼らに臨(のぞ)ましめん そは我よびしとき應(こた)ふるものなく我かたりしとき聽(きく)ことをせざりき わが目にあしき事をおこなひわが好(この)まざる事をえらみたればなり
  5.  なんぢらヱホバの言(ことば)をおそれをのゝく者よヱホバの言(ことば)をきけ なんぢらの兄弟なんぢらを憎(にく)みなんぢらをわが名のために逐出(おひいだ)していふ願(ねがは)くはヱホバその榮光(えいくわう)をあらはして我儕(われら)になんぢらの歡喜(よろこび)を見せしめよと 然(され)どかれらは恥(はぢ)をうけん
  6. 騒(さわぎ)亂(みだる)るこゑ邑(まち)よりきこえ聲(こゑ)ありて宮よりきこゆ 此(こ)はヱホバその仇(あた)にむくいをなしたまふ聲(こゑ)なり
  7.  シオンは産(うみ)のなやみを知(しら)ざるさきに生(うみ) その劬勞(くるしみ)きたらざるさきに男子をうみいだせり
  8. 誰(た)がかゝる事をきゝしや誰(た)がかゝる類(たぐひ)をみしや  一(ひとつ)の國(くに)はたゞ一日(ひとひ)のくるしみにて成(なる)べけんや 一つの國民(くにびと)は一時(ひとゝき)にうまるべけんや 然(され)どシオンはくるしむ間もなく直(たゞち)にその子輩(こら)をうめり
  9. ヱホバ言給(いひたまは)く われ産(うみ)にのぞましめしに何(いか)でうまざらしめんや なんぢの神いひたまはく 我はうましむる者なるにいかで胎(たい)をとざさんや
  10.  ヱルサレムを愛するものよ皆かれとともに喜べ かれの故(ゆゑ)をもてたのしめ 彼のために悲(かなし)めるものよ皆かれとともに喜びたのしめ
  11. そはなんぢら乳(ち)をすふ如(ごと)くヱルサレムの安慰(なぐさめ)をうけて飽(あく)ことを得(え)ん また乳(ち)をしぼるごとくその豐(ゆたか)なる榮(さかえ)をうけておのづから心さわやかならん
  12. ヱホバ如此(かく)いひたまふ 視(み)よわれ河(かは)のごとく彼に平康(やすき)をあたへ 漲(みな)ぎる流(ながれ)のごとく彼にもろもろの國(くに)の榮(さかえ)をあたへん 而(しか)して汝等これをすひ背におはれ膝(ひざ)におかれて樂しむべし
  13. 母のその子をなぐさむるごとく我もなんぢらを慰(なぐさ)めん なんぢらはヱルサレムにて安慰(なぐさめ)をうべし
  14. なんぢら見て心よろこばん なんぢらの骨は若草のさかゆるごとくなるべし ヱホバの手はその僕等(しもべら)にあらはれ又その仇(あた)をはげしく怒(いか)りたまはん
  15.  視(み)よヱホバは火中(ひのなか)にあらはれて來(きた)りたまふ その車輦(みくるま)ははやちのごとし 烈(はげ)しき威勢(いきほひ)をもてその怒(いかり)をもらし火のほのほをもてその譴(せめ)をほどこし給(たま)はん
  16. ヱホバは火をもて劍(つるぎ)をもてよろづの人を刑(つみな)ひたまはん ヱホバに刺殺(さしころ)さるゝもの多かるべし
  17. ヱホバ宣給(のたまは)く みづからを潔(きよ)くしみづからを別(わか)ちて園(その)にゆき その中(うち)にある木の像にしたがひ 豕(ゐのこ)の肉(しゝ)けがれたる物および鼠(ねずみ)をくらふ者はみな共にたえうせん
  18.  我(われ)かれらの作爲(わざ)とかれらの思念(おもひ)とをしれり 時きたらばもろもろの國民(くにびと)ともろもろの族(やから)とをあつめん 彼等きたりてわが榮光(えいくわう)をみるべし
  19. 我かれらのなかに一つの休徴(しるし)をたてゝ逃(のが)れたる者をもろもろの國(くに)すなはちタルシシよく弓をひくプル、ルデおよびトバル、ヤワン又わが聲名(きこえ)をきかずわが榮光(えいくわう)をみざる遙(はる)かなる諸島(しまじま)につかはさん 彼等はわが榮光をもろもろの國(くに)にのべつたふべし
  20. ヱホバいひ給(たま)ふ かれらはイスラエルの子輩(こら)がきよき器(うつは)にそなへものをもりてヱホバの家にたづさへきたるが如(ごと)く なんぢらの兄弟をもろもろの國(くに)の中よりたづさへて馬(むま) 車(くるま) 轎(かご) 騾(ら) 駱駝(らくだ)にのらしめ わが聖山(きよきやま)ヱルサレムにきたらせてヱホバの祭物(そなへもの)とすべし
  21. ヱホバいひ給(たま)ふ 我(われ)また彼等のうちより人をえらびて祭司(さいし)としレビ人(びと)とせんと
  22.  ヱホバ宣給(のたまは)く わが造(つく)らんとする新しき天とあたらしき地とわが前にながくとゞまる如(ごと)く なんちの裔(すゑ)となんぢの名はながくとゞまらん
  23. ヱホバいひ給(たま)ふ 新月(しんげつ)ごとに安息日(あんそくにち)ごとによろづの人わが前にきたりて崇拜(をがみ)をなさん
  24. かれら出(いで)てわれに逆(そむ)きたる人の屍(かばね)をみん その蛆(うじ)しなずその火きえず よろづの人にいみきらはるべし

HOME | Good News | 聖書INDEX | <<前のページ | 次のページ>>
- 旧約聖書(文語):イザヤ書 -
画面上へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44
45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66

© 日本聖書協会(BIBLE with REF. CLASSICAL JAPANESE) 文語聖書