Old Testament「Book of Psalms」
旧約聖書:詩篇
第88篇(psalm 88)
マハラテ、レアノテの調(しらべ)にあはせて伶長(うたのかみ)にうたはしめたるコラの子のうたなり
讃美(さんび)なり、エズフ人(びと)ヘマンのをしへの歌なり
- わがすくひの神ヱホバよわれ晝も夜もなんぢの前にさけべり
- 願くはわが祈(いのり)をみまへにいたらせ汝のみゝをわが號呼(さけび)のこゑにかたぶけたまへ
- わがたましひは患難(なやみ)にてみち我がいのちは陰府(よみ)にちかづけり
- われは穴にいるものとともにかぞへられ依仗(よるべ)なき人のごとくなれり
- われ墓のうちなる殺されしもののごとく死者のうちにすてらる汝かれらを再びこゝろに記(とめ)たまはず
かれらは御手(みて)より斷滅(たちほろぼ)されしものなり
- なんぢ我をいとふかき穴 くらき處(ところ)
ふかき淵(ふち)におきたまひき
- なんぢの怒(いかり)はいたくわれにせまれり
なんぢそのもろもろの浪(なみ)をもて我をくるしめ給へり セラ
- わが相識(あひしる)ものを我よりとほざけ我をかれらに憎ませたまへり
われは錮閉(こめとざ)されていづることあたはず
- わが眼はなやみの故をもておとろへぬ われ日ごとに汝をよべり
ヱホバよなんぢに向ひてわが兩手(もろて)をのべたり
- なんぢ死者(しねるもの)にくすしき事跡(みわざ)をあらはしたまはんや
亡(うせ)にしもの立(たち)てなんぢを讃(ほめ)たゝへんや セラ
- 汝のいつくしみは墓のうちに汝のまことは滅亡(ほろび)のなかに宣傳(のべつた)へられんや
- 汝のくすしきみわざは幽暗(くらき)になんぢの義(ぎ)は忘失(わすれ)のくにに知(しら)るゝことあらんや
- されどヱホバよ我なんぢに向ひてさけべり わがいのりは朝(あした)にみまへに達(いた)らん
- ヱホバよなんぢ何(いか)なればわが霊魂(たましひ)をすてたまふや何(いか)なればわれに面(みかほ)をかくしたまふや
- われ幼稚(をさなき)よりなやみて死(しぬ)るばかりなり我なんぢの恐嚇(おびやかし)にあひてくるしみまどへり
- 汝のはげしき怒(いかり)わがうへをすぐ汝のおびやかし我をほろぼせり
- これらの事ひねもす大水のごとく我をめぐり
ことごとく來(きた)りて我をかこみふさげり
- なんぢ我をいつくしむ者とわが友とをとほざけ
わが相識(あひし)るものを幽暗(くらき)にいれたまへり
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