池原ダムへの挑戦(第1回)
 奈良県下北山村
 2001年7月6日

 池原ダムといえば、「ロクマル」で全国的に有名な、リザーバーである。  この年の冬、極寒に耐えながら「5級船舶」の免許を取得し、この年から挑戦を始めることになった。ま、今年は様子見である。気楽にいこう。
 なお、本計画は仲間内ではもっともバス釣りのうまい(と思う。たぶん…)「よしべぇ」氏と遂行し、最終目的はもちろん60Upを目指す!
 さて、この日は金曜日。実はこの前の週、七色ダムへおかっぱりに行こうとして、ものの見事に失敗。やっぱりダム湖では基本的にボートですな。竿を出すこともできませんでした。
 今日の予定は最終まで釣ってそのままテントを張ってしまおうというもの。近くにキャンプ場もあるし、問題ないでしょう。
 ボート屋の受付が5時からなので、1時ごろ集合。食材・氷・水等をたっぷり買い込み、現地に着くと、すでに受付が始まっていた。自宅の大阪・堺からは、早くて3時間程の行程である。

 ボートの操作方法を聞き、出廷!…しかし…ひ・広すぎる…。しばし二人で相談。「備後筋がええらしいで。」「備後筋ってどっち?」「あ・あっちちゃうか?(備後の方向を指差す)」「この辺でもつれてるらしいで…(桟橋は平成の森周辺にある)」
 とりあえず、とぼとぼと備後(と思われる)方向にボートを進める。車では、全開が基本だが、流木も多いし、操縦性もようわからんので、ゆっくりと、ゆっくりと…
 普段、野池と琵琶湖のオカッパリのみの私にとっては、湖全部がポイントに見える。立木・岬・ワンドなどが、いたるところにある。いや、ほんまにどこでも釣れそうやって!しかし…

 釣り始めて4時間…つ・釣れない。途中、少なくとも55はあるバスを目視したが、スゥーと深みに消えていった。そこでしばらく粘るが、反応なし。よしべぇ氏はポッパー私はミノー・スピナーベイト・ラバージグなどをローテし、さらに1時間後…
この日は曇りで魚が比較的よく見える。よしべぇ氏も爆睡中なので、しばらくバスを観察することにした。雨が降り出し、水面にピチャピチャ。すると、バスは水面の波紋が気になる様子。やたら水面を気にしている。これはひょっとしてと、ペンシルベイトを立木周辺にキャスト。「バシャ!!」くぅおぉぉ!ついに来た!!池原初バス。騒ぎで起きたよしべぇ氏に取り込んでもらい、しばし余韻に…大きさは大体30cmくらいかな…この後、私が40・30を一本ずつ、よしべぇ氏が35を2本追加。よしべぇ氏はあわせの際、おもっきしあわせをくれたので(背筋で)ボートがグワングワンゆれる。しかし、ボウズが無くなり気が緩んだ二人はこの後ヒットなし。終了時間となった。

 このあと、テントをはる予定だったが、キャンプ場の管理人がいねえ!しかも、周りはだんだん暗くなる。我々はテントを断念し、夕食だけ食べて帰ることにした。北山川の支流で簡単なバーベキュー。この後車で大阪まで帰ったが、途中で睡魔に勝てず途中で仮眠…のはずが爆睡。翌朝、その足で大阪の野池でよしべぇ氏が1本追加…

つりバカとはこんなもんである…

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