ああ・・・池原 (第3回釣行)
 奈良県下北山村
 2001年8月4日

 3回目の池原ダム。ダムは相変わらず減水しており、つばき島が陸続きになっている。しかし、我々「トップ使い」にとっては、木の枝などにミスキャストすることもなく、また切り株・立ち木などのストラクチャーが水面まで出ているので、ポイント選択の幅が広るありがたい状況である。ま、「普通の状態でもポイントだらけやん!」との声が聞こえてきそうだが、そったらことは気にしない。また、各サイトの釣果写真等も減水時が多いようなので、一般的に減水時のときの方がよい状況といえるのか…
 今回は過去2回の釣果を聞きつけ、「釣りの腕は私が一番」と勝手に思い込んでいるhiro氏が、相方K様を伴って参戦。よしべえ氏、私とで三つ巴のスーパーバトルに発展した。なお、池原が2度目のhiro氏に配慮し釣果は大きさで勝負とした。

 いつものごとく平成の森で準備を進め、スロープを下る。他の釣り人はタックルを山ほど握り締めているが、我々だけいつも一本。実はちょっとういてます。「あんなにぎょうさん…いつ使うんや…」と思いながらふとhiro氏の手元に目をやると、ぬぬっ!!タックルが2本!!しかも、車には対バス用の「フライセット」まで準備しているらしい。確かにベイトリール使用の私は、たまーに「スピニングほしいな〜」と思うこともあるが…「hiroさん邪道やんけ!」「なにゆうてんねん!状況に応じて使い分けるんは、当然やんけ!」「そんな腕ないくせに!」「あほか!」などなどでっかい声がスロープにこだまする…

 よしべえ、私組は備後を、hiro氏、K組は解禁直後の前鬼を攻める。
 備後橋を少し上流に入ったところから攻め始める。よしべえ氏も私もT・Dのポッパーを使用。相変わらずトップにこだわりを見せる。
 エレキの操船担当はよしべえ氏であるが、かなりうまい。ポイントに対する船のつけ方が抜群なのだ。過去2回それなりの釣果があるのは、つかず離れずの操船あってのことかもしれない。開始から2時間ほどたった7時15分、よしべえ氏に強烈な当たりが!!ポイントはゴロタのカケアガリが終わった流れ込みの立木付近。「よっしゃぁぁぁ!!」とあわせる(ボートを揺らしながら)。で、でかい!「いやたいした事ないで」なんていってるが、バスはボートをみた瞬間、暴れだし、よしべえ氏も真剣になる。取り込んだバスは45cmのバスだった。
よしべえ45 よしべえ45p
 さらに30分後、今度は私に当たりが!「でかいぞ!」「いやそうでもないです」と先ほどと同じ会話を繰り返し、またまたボートを見たら走り出したので、ドラグをキリキリ鳴らしながらラインが少しづつ出て行く。しばらく引きを堪能(してるように見せかけ、実は必死)し、取り込んだバスは48cmだった。
48cm
 この後、当たり無く一度帰船、スロープで昼食をとる。二人ともクーラーの中に氷を山ほどつめ、その中に水と冷麺を購入している。この日も死ぬほど熱くグロッキー寸前、あまり食欲も無いが、麺をすする。「!うまい!!」いやぁ食べ物で体が冷える初の体験をしました。いままでは、パンとかおにぎりだったが、カリカリに冷やした麺は死ぬほどうまい。しばらくは体も冷え最高でした♪
 午後・帰船時間までねばるも、釣果なし。この日は1本づつだったが、その引きに満足。対するhiro氏の釣果は、子バスを3本(しかもフライをちゃっかり使用)だったとの事。これで、どちらの腕が上かはっきりしましたな!!かっかっか!!!

 この後、温泉に入浴し、勝利者ご褒美の王将での食事を終え、帰路につきました。
 本日の釣果   hiro氏・・・・・子バス3本
         K様・・・・・・暑さにうんざり
         よしべえ氏・・・45p1本
         私・・・・・・・48p1本   (年齢順、多分)
   

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