土用の丑にうなぎは最高
 奈良県下北山村池原ダム
 2002年7月20日

 2週連続となる池原は、増水していた。それでも満水時に比べるとまだ10bほど減水しているが、先週の連続台風の後も、まとまった雨が降ったのと、台風の雨が山からだんだんと流れ出てきたのだろう。流木も結構浮いている。
 今回は気分を変えて備後以外で釣ってみることにした。最初は坂本筋の方に向かう。坂本筋は池原初となる釣行以来だ。
 まず、つき谷に向かう。備後との合流点を少しすぎたあたりから流木が多くなり、操船が大変だ。今回のボート・ステーサーRAKER390は前回の釣行で使用し、快適だったが、このボート、速度を上げないと滑走不良で先端が浮き上がってしまう。スピードを上げれば流木につっこんでしまうし、低速では、先端が浮いて流木が見えない・・・ちょっと恐ろしかったかな・・・でも、この船かなり快適です。
 つき谷に近づくと、ワンド奥の滝がすんごい勢いで水を吐き出していた。ちょっと近づいて釣ってみようとするが、あまりの水量と、滝からの風で断念。ワンドから出たすぐの立木でよしべえ氏が早速ヒット!!「おお!すごい引きだ」と思ったが、よしべえ氏かなり強引に引いている。すると「あっ!!」なんと立木に巻かれてしまった。常々トップを多用する我々だが障害物に巻かれたのは始めてだ。さすが池原。それだけサイズも引きも半端じゃないってことだろう。よしべえ氏はかなり悔しそう。引きからしても、今季の最高サイズだった可能性もあり、悔しがってました。
 私はまたまたフッキング症候群発症!今回もばらしまくりだったので、ここではふれません。そっとしといて!!!
 ルアーが岸に引っかかった。回収のため岸に近づく。するとよしべえ氏が「!うなぎや!!!」。始めて天然のウナギを見ました。なんだか眠そうに体をくねくねさせながら泳いでいる。そういえば今日は「土用の丑」だったが・・・よしべえ氏はご幼少のおり、数回天然ウナギを川で釣って食べたことがあるらしいが、やはり養殖とは比べ物にならないくらいうまいらしい。うう〜ん!よだれが!(この日のよしべえ氏の昼食はそばとうな重だった・・・) よしべえ41
 よしべえ氏はその後41pのバスをつり上げ、ご満悦。
 その後、刻々と時間が過ぎていく中、二人ともばらしを繰り返していく。我々トップ党にとっては、まさに朝の開始4時間が勝負。9時をすぎるとぱったりとあたりも無くなり、魚影も見えなくなります。池原に釣行に来ている他の方々のホームぺ-ジによると昼間でも結構釣っている様子だが、仕掛けは全てソフト系。しかもかなり魚は沈んでいるようす・・・これではトップでは無理か?単に腕という話しもあるが・・・
 この後、しばらく仮眠をとるが、何せボートの上、暑すぎる!!日陰に入るとかなり心地良いが、池原では日陰はあまりないので、直射日光を全身に浴びながら寝ている。起きてしばらく釣っていたが、どうにも耐えられない。「よしべえさん・・・お願いが!あそこの滝に寄せて下さい」とエレキ船長のよしべえ氏にお願い。ちっさな滝だったが、頭から水を浴びると、これがなんと冷たいことか!!頭がキンキンする。これで一気に体が楽になりました。
水浴び滝
 頭から水を浴びている最中、岩が落ちてきたら…
 しかし、この後も釣果あがらず、私は完全にフッキング症候群再発・・・我を見失い、この日は「ぼうず」だった。

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