新緑の渓流
2002年5月3日

 連休合間の5月1日。どうしても渓流に行きたくなった。連休で人が多いやろうな…渋滞してるやろうな…などど一瞬気にするが、こうなるともう抑えられない。早速hiro氏にメール。「死ぬほど渓流行きたいっす…」すると、「いつがいい?」と返事。「あさって…」「ええで。」てな感じで3日に渓流に行くことになった。
 当日は朝6時半に迎えに来てもらう。若干混んでおり現地到着は9時過ぎだった。混んでいることは予想していたが、すでに車が3台。うう〜ん今日は厳しいかも…
 準備を済ませて入渓ポイントまで歩く。この時期は風も心地よく新緑もすばらしい。心が和むなぁ〜。釣果なんてどうでもよく思えてきた。
 若干の藪漕ぎの後入渓。早速餌を準備する。今日はぶどう虫とキンパク。キンパクは死んでいるものの真空パックだが、釣れるんだろうか?ま、毛ばりでも釣れるんやからとためしに購入してみた。キンパクを針につけ、仕掛けを投入。いかにもというポイントだったが、反応なし。しばらく釣り上がる。しばらくいくと堰堤がある。最近雨が降ってないのと、今年は暖かく雪解けが早かったためか、この辺りで水が無くなっていた。おまけに先行者らしき足跡もある。ま、人が多いことは予想していた通りだし、渓谷を遡上するだけでも楽しいものだ。それでもしばらく釣り上がるとアタリが!しかし、ブルブルと竿をしならせながら上がってきたのは「アブラハヤ」だった。
 そうこうしているうちにhiro氏が綺麗なアマゴを釣り上げた。毎度の事ながらアマゴとはなんと綺麗な魚なんだろう…
 hiro氏は生きたキンパクを持ってきている。先行者もいそうだし、ふとhiro氏と同じ餌では少ない資源の取り合いのような気がしたので、ここで餌をぶどう虫に切り替える。しばらく行くと流れが二手に分かれていた。hiro氏は右に行ったので、では私は左へと進む。すると分岐点のすぐ上でアタリが!上がってきたのは、これも綺麗なアマゴだった。
あまご
 この谷のアマゴは全体的に綺麗だなぁ〜などど関心しながらリリース。
 ボウズがなくなったので、余裕がでできた。それにしても山の空気はすばらしい。緑もすばらしい。水の流れも心地よい。いい時期に連休をもってきてるなぁなどど祝日を決めた人に関心しつつ食事をとる。hiro氏奥方Kさまお手製のサンドイッチだ。いつもながらいい味だ。毎度感謝です。
 このあと、魚止めの滝を2つほど超えたところで、hiro氏にアマゴが来た。少し小さいがこれも綺麗だ。hiro氏によると「ひったくるようなアタリ」がでたとの事。気合を入れなおす。
 「そうそう、HPのネタにhiro氏の写真でも撮っておくか」と懐に入っているデジカメを取り出そうとしたところでhiro氏が竿をしならせている。「アタリか?」しかしhiro氏はそのまま固まってうごかない。「根がかり?かっかっか!これはいい写真が」とおもったところで、「バシャ!」!!釣っているではないか!!!。結局写真はとれなかったが、このアマゴはなかなかのサイズで、hiro氏も満足げでした。
 結局この日の釣果はhiro氏3匹、私1匹だったが、すばらしい山の空気と、綺麗なアマゴに大満足の一日でした。
渓相

戻る