管理釣り場の思わぬ獲物
 和歌山県桜池
 2002年5月6日

 連休最終日。この連休5回目の釣行は、hama氏企画の桜池でのバスつりである。

 当日は、正午集合。参加者は5人である。私は前日の池原からまだ精神的にも体力的にも回復しておらず、正午くらいでいいかなと思っていたが、よしべえ氏は、やる気満々だった。
 集合してすぐに現地に向かう。連休中の渋滞を予想して、これを回避するため、峠道を選んだが、これが間違い。ただでさえ狭い峠道にバーベキューやらの車が駐車していて余計に時間を食ってしまった。それでも、1時半ごろには、現地に到着。別で来ていたよしべえ氏・アリマ氏と合流。よしべえ氏も今ついたとの事。

 早速料金をはらう。一日1,500円だが、半日は800円との事。ボートの貸し出しもあるが、すでに全部貸し出し中との事で、今日は久しぶりにオカッパリでの釣りとなった。まあ、池原以外でのバス釣り自体が久しぶりだが…
 とりあえず、竿が振れそうなところへ移動し、キャスト。ここでもやっぱりトップ。みんな、ワームを使ったり、ラバージグだったり、思い思いのルアーでキャストしている。しかし、反応はなし。今日の客数もそうだけど、管理釣り場ということで、かなりすれているのか…しばらくすると、隣で釣っていたよしべえ氏が「わか、わか。そこ、そこ」と水面を竿で指し示す。よく見ると、なんと雷魚が眠たそうに泳いでいるではないか。おお、雷魚もいるのか。バスも50オーバーがごろごろいる見たいだし、恐るべし!管理釣り場!

 しばらくしても、あたりが無く、皆場所を移動してばらばらになったところで、アリマ氏が一尾掛けたようす。遠巻きに眺めていたが、大物らしい。移動して計ってみると、45センチのバスだった。見た目も45センチ以上の重量感がある。池原の同サイズより、ほんの少し小さい程度か。恐るべし、管理釣り場!!
 ヒットしたルアーは、ミノーらしい。しかも、アリマ氏のルアーはすべて「バンダイ」製。誰も釣っていない状況で45もの大物をヒットさせるとは…恐るべし!!バンダイ!!!
 この後、ポイントとルアーをいろいろと替えるが、反応なし。ちょうど皆集まったところへ、hama氏夫婦がやってきた。この間、嫁の方は、片足池にはまったらしく、ジーンズのお尻が汚れている。そろそろ終了時間が近づいたところで、周りがぽつぽつ掛けだした。やる気をだして、ルアーを投げていたが、やはり反応なし。「今日もだめか…」とおもったところで、「ガポォォ!!」ポッパーが水面から消える。「うっつしゃ!」おもっきりあわせたが、すごい引きだ、とっさに「50アップか?」と思ったが、なんだか引きがモッサリしている。「?!コイか?」と思ったが、なんと、雷魚だった。
 強烈な引きを味わい、引き上げてみると、42センチの雷魚だった。「雷魚ってつぶらな瞳してんな〜」などど話ながら、リリース。ここで終了とする。ルアーをタックルボックスに戻そうとしたとき、フックが無くなっていることに気がついた。すると、あの雷魚にくっついたままなのか…あの雷魚は無事に生き残っているだろうか…

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