天川フライ(ニジマス)
 2002年2月17日
 奈良県天川村

 「ど・ど・どないやちゅうねん!」
 「前の日から、ちゃんと干しとったちゅうねん!」
 「穴開いてないかチェックしたちゅうねん!」
 「帰りに入れるビニール袋も持ってきたちゅうねん!」
 「これが無いと釣りできへんちゅうねん…」

 今回は唯一渓流釣をたしなむhiro氏と共に天川へフライでニジマスを狙いに行って来た。
 道路の凍結が心配だったが、hiro氏愛車エクストレイルは、四駆&スタッドレス。ぜんぜん問題無しだった。
 天川漁協で、入渓料払いついでに釣果などを聞くと先週(だったと思う)23匹&31匹…常連らしいが、「すごすぎる…」さて、我々ヘボフライフィッシャーが通用するだろうか…
 早速入渓。天川は、川幅も広くて、上も開けている。周りは雪が積もってる。漁協のおっちゃんが「とにかく底まで沈めろ」って言ってたので、まずは「ストーンフライニンフ」を使用し、さらにシンカーをかます(hiro氏からの借り物…)その1.5mほど上にインディケーター(赤)をつけた。
 魚影はかなり濃く、主な淵には必ずと言っていいほど魚がついている。しかも大量に。早速フライを流してみるが、曇りなのと、私は目が悪いので、フライが見えない(目を悪くしたのは、人生最大の失敗である。悪い人は、みんなそう思ってるはず…)。フライが流れている(と思う)付近で、魚が急に反転したので、とっさにあわせると、「ブルブル」と魚信が!「ぐわっはっは!今年第1号!!」とおもったら、「ふっ」と軽くなった。「ちっ!…」
 そうこうしていると、hiro氏が「おおっ!」…先を越されてしまった。20pほどのきれいなニジマスだった。

 hiro氏にオンブしてもらい(?)場所の移動。大岩に囲まれた絶好の淵があり、かなりの魚影がある。ここで2度ほどバラシたあと、どうしてかと思っていたら、このニンフには、「反し」が無かったのである。hiro氏は知っていたようだが…バスや、雷魚にはスレバリも使ったことはあったが、あげれないのは、フライだからか、腕が鈍ったか…

 この釣り場は、管理釣り場だが、自然渓流に放流していて、当てはまるかどうか不安だったが、放流ニジマスは赤いフライによく反応するらしい。そこでフライをウィッグルバガーの赤に変更。岩の上に移動し、キャスト。すると目印が「スポッ」と吸い込まれる。すかさずあわせると、ロッドがしなるしなる。あがってきたのは、23pのニジマスだった。(hiro氏は、先行していたが、追ってこないのを心配し、戻ってきた…さすがボスだ!)
虹鱒の写真

 場所を移動(途中で一度おぶってもらい)し、土産屋(?)の前で2尾追加。ここで一度道路へ上がる。トンネルを越えてふと見ると、hiro氏が一尾掛けているところだった。下から魚を掲げて「若ぁ〜!」と叫んでいる。相当でかそうだ。この後、あたりはなく、3時半に納竿。hiro氏の最後の一尾は30超えの大物だった。

 釣りの後は、いつものごとく温泉に入って帰った。釣りと同じくらい温泉好きの我々で、バス釣りの後も温泉に入る。だが、今回の釣行でhiro氏の温泉好きが不純な動機であることが判明した…

 今回の釣果は二人ともニジマス3尾。最大はhiro氏の32pだった。
 hiro氏は車の運転、オンブもしてもらい、努力したものに相応の釣果があったというところか…
 なお、今日の忘れ物は、ティペット(hiro氏)、シンカー、ウエーダー…以上。

まさに雪国。ウエーダーなしでは寒すぎた… 天川渓相

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