大阪の山〜金剛山〜
2002年11月16日

 今年は春が早く来た。そのせいか冬も早く訪れそうである。
 この時期としては異例の速さで初冠雪を記録した金剛山に登ることにした。単独登山だ。

 金剛山といえば大阪人にはもっともポピュラーな山。小学生でも登山できるほど道も整備された山である。大阪ではもっとも高い山として知られているが、実は最高点1125m地点はすでにお隣「奈良県」である。しかも最高点の名称は「金剛山」なのに「葛城岳」という。そんな意味ではなんとなく不思議な山だ。

 さてこの日、登山道の入り口には午前7時20分に到着。コースはロープウエー駅直下の登山口から念佛坂(ガイドによっては念仏坂となっている)・伏見峠から山頂に至るコース。まあ数ある金剛山のコースでももっとも短時間のコースである。

 上りだしこそ快調だったが、すぐにバテてしまった。伏見峠につく頃いは頭から湯気が出ている。
 もう雪は解けていたが、展望台からは河内平野と紅葉が一面に見渡せた。


 ここからはのんびり行くことにしよう。伏見峠から山頂にいたるルートは急な坂もなく、野鳥の声とか紅葉とかゆっくりと山の雰囲気を堪能しながら歩くにはちょうどいいコース。ふ〜ん、すでに心はふにゃふにゃ…

 この日は山頂でちょっとゆっくり(食事はなしね。)して下山したが、二時間半程度で往復していた。これから本格的に冬になるが、今度は雪が積もったころにもう一度登ってみたいもんだ。

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