そういえば…

 そういえば、昔にカメラを購入したのはいつごろだったか…
 昔、日本で冬季オリンピックが開催された。長野オリンピックである。開催は前世紀である20世紀…1998年2月7日から2月22日まで。当時、開会式をテレビで見ていた私は、なぜか急にこのオリンピックを見に行かなければならないような気がした。その日のうちに特急電車の切符と、「ノルディック複合団体」の観戦チケットを購入。週明けの月曜日、翌週1週間の休暇を急遽申請し、オリンピックを観戦しにいくことにした。
 その日から1週間の間に、宿の手配や、そのほかの競技の観戦チケットを購入する。さすがに人気のある(金メダルの獲得が予想される)競技はすでに売り切れ。なんとか複数の競技のチケットと、上司が快く休暇を許可してくれたので、閉会式まで滞在することにし、閉会式のチケットを手に入れた。

 そのときだった。なんとなく、見に行くだけではもったいないので、と言うわけで一眼レフを購入することにした。カメラなんて購入したこともなかったので、どのカメラがいいかわからなかったが、家に古いミノルタのカメラがあったので、メーカーはミノルタに決定。あとは、お店(キタムラ)で聞いてみる。
 初心者であること、オリンピックで使うことを話すると、「入門機で使いやすく、セットで望遠レンズもついており、価格面でもお買い得」との理由で店員さんに進められたのが、「α303is SUPER」にシグマ「28-80f3.5-5.6MACRO」・「70-300f4-5.6DL MACRO」のズームセットだった。
 オリンピックで大活躍のα&シグマレンズ。その後、野鳥でも撮影してみようかとも思ったのだが、なかなか本格的に使いきらず、旅行などの際に使用するだけであった。

 しかし、最近ふとしたことから写真をとるようになった。それは、弟(義弟ね)がセミプロくらいに写真を撮っており、ミノルタがソニーに売却したαシステムのソニー第一弾「α100」を使していたのだ。偶然にもおなじαだったことで、レンズに互換性があった。写真の話をしているうちに、再度、野鳥でもとってみようという気になって、α303が深い眠りから覚めることになったのだ。(実際にはちょくちょく叩き起こされていたのだが…)
 そのα100、弟(義弟ね)がα700を購入するときに、私に下取りされることになった。303はいわゆる銀塩カメラ(フイルムですな)だったので、現像してがっかりすることが多かったが、100はデジタル。やっぱりその場で写りを確認できるのはありがたい。現像枚数もかなり節約できる。トリミングも自在やし。
 で、そのα100で現在主に撮影しているのが、野鳥。なぜに野鳥かというと、まあ、以前から興味があったのも一因だが、ある日、池原に303を持っていった。池原でもトップで釣りをする私は、そのルアーにバイトする瞬間の写真が取れないものかとカメラを持参していたのだ。その私の目の前に「カワセミ」が!!池原にカワセミがいることは前から知っていたが、カメラを向けるのは初めてだ。そのカワセミは流木の上にしばらく停まったあと、おもむろにダイブ!見事5センチほどの獲物を加えてもとの流木の上でお食事をしていたのだ(時間にして約10秒ほど)。そのとき、10枚ほどの写真を撮影したが、すべてピンボケと手振れ(というか、ボートの上だったので、ボートブレ?)だった。この失敗により、「カワセミをきれいにとりたい」との欲が沸いたのだ。
 まあ、その後、α100を手に入れてもなかなかきれいなカワセミはとれずにいるが…
 ってな訳で、このページでは自宅周りの野鳥や、旅行時の写真などを掲載したい。

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