①川瀬健一編著『戦後台湾で上映された日本映画 1945(昭和20・民国34)年~1953(民国42)年』
B5 184頁 6,000円+税 ISBN 978-4-909621-02-3 C0074
この時期に台湾で上映された日本の劇映画を中心に「戦後台湾で上映された日本映画」の概説、及び「戦後台湾で上映された日本映画目録」ニュース映画・文化映画など約900本を収録。「戦後台湾で上映された日本映画資料」では、映画広告・チラシ等を含め150枚余りの図版を載せている。
戦後台湾で上映された日本映画1945(昭和20・民国34)年~1953(民国42)年 目次
戦後台湾で上映された日本映画
1945(昭和20・民国34)年~1953(民国42)年
◇はじめに
◇1945年8月15日以降に台湾で上映された日本映画・日本語映画
台湾で上映された映画の国別の変化 1945年8月~1947年12月
日本映画の上映禁止 1946年2月より
日本語映画の上映は1947年7月まで
敗戦後の日本映画界
台湾で製作・上映された映画
台湾省新聞處電影廠・中國製片廠・農業教育電影ほか
◇日本映画解禁までの台湾の状況1946 年-1950 年
◇1950年9月の日本映画の輸入・上映解禁から1951年まで
日本映画の輸入・上映を解禁
― 1950年
戦後はじめて輸入・上映された劇映画『歸國(ダモイ)』
日本映画の上映 ― 1951年
日本映画大好評
◇1952年から1953年、日本映画が怒涛の如く台湾に輸入・上映される
1952年から1953年の台湾の社会情勢
日本映画上映 ― 1952年~1953年
◇台湾の映画館入場料変遷1946年-1953年
◇まとめ/参考文献
戦後台湾で上映された日本映画
1945(昭和20・民国34)年~1953(民国42)年 目録
1945(昭和20・民国34)年
1946(民国35)年
1950(民国39)年
1951(民国40)年
1952(民国41)年
1953(民国42)年
戦後台湾で上映された日本映画資料
1945(昭和20・民国34)年-1953(民国42)年
1945(昭和20・民国34)年
1946(民国35)年
1950(民国39)年
1951(民国40)年
1952(民国41)年
1953(民国42)年
戦後台湾で上映された日本映画年表
1945(昭和20・民国34)年~1953(民国42)年
②川瀬健一著『日本統治下の台湾映画史』
A5 176頁 定価2,800円+税 ISBN 978-4-909621-04-7 C0020
日本統治下、約50年間の台湾における映画の映画史が時系列的にまとめた。今まで発表してきた論文や集めた資料を駆使して、できるだけわかりやすく紹介している。
日本統治下の台湾映画史 目次
はじめに
序説 台湾映画界約50年間の概略
第1章 日本統治初期における台湾の映画界
1、台湾で活動写真が上映された初期
2、大島猪市・松浦章三 日本人がはじめて映画を上映
3、高松豊次郎 日本人がはじめて映画を撮影・上映
4、廖煌 台湾人がはじめて映画を上映
第2章 高松豊次郎の台湾映画界への貢献と略歴
1、高松豊次郎の略歴
2、『台湾紹介活動写真』撮影と評価
3、高松豊次郎と愛国婦人会
第3章 常設映画館の観客数及び映画系統
1、海野幸一の「昭和初期台北の映画界」
2、映画館以外の演劇・寄席興行は衰微
3、台湾博覧会での映画館上映目録と入場者数
4、映画館と映画系統
5、都市別映画館分布と集中密度
6、映画館のプログラム
第4章 映画館の植民地支配への協力
1、警務局の映画検閲
2、弁士
弁士の試験(映画説明者試験)
戦後も、弁士が活躍
3、「美台団」民族意識啓蒙のために映画上映
4、国民精神作興民衆強化の映画活用
5、ニュース映画会が空前の大盛況
6、洋画輸入禁止・支那映画と台湾芝居上映禁止
7、台湾映画配給業組合
8、闇防止週間や興亜奉公日・防諜週間に映画館も協力及び灯火管制中の映画館の入場者
9、台湾興行統制会社と紅白二系統
第5章 台湾で製作された映画
1、衛生映画
2、教育映画
台湾教育会
台湾日日新報社「映画部」
愛国婦人会台湾支部
台湾映画協会
3、劇映画
台湾で撮影、あるいは製作は10本余り
『義人呉鳳』
『怪紳士』
『望春風』
『海の豪族』
『サヨンの鐘』
第6章 日本教育を受けた台湾人の映画鑑賞ベスト5
「日本統治時代に台湾人が見た映画のベス5」の映画について
第1位『愛染かつら』
第2位『支那の夜』
第3位『サヨンの鐘』
第4位『宮本武蔵』
第5位『蘇州の夜』
第7章 台湾での中国映画上映状況
日本時代に中国映画300本以上を輸入上映 ?
台湾総督府の中国映画輸入上映に対する対策
第8章 日本敗戦後に台湾で上映された日本映画・日本語映画
1945年8月15日以降に台湾で上映された日本映画
日本映画の上映禁止 1946年2月より
日本語映画の上映は1947年7月まで
台湾で上映された映画の国別の変化 1945年8月~1946年3月
第9章 台湾出版の映画雑誌
「演芸とキネマ」
「台北シネマリーグ会報」/「映画生活」
「台湾芸術新報」
「映画往来」
台湾映画史略年表 1895~1945
索 引
③李筱峰著/高佳芳・川瀬健一訳『台湾史入門 図解・台湾民主化への歩み』
A5 118頁 2,500円+税 ISBN 978-4-909621-06-1 C0020
著者の李筱峰氏は国立台北教育大学名誉教授。専門は台湾史で歴史学者・政治評論家として台湾民主化の旗手として学術界及び新聞・雑誌・テレビなどでも活躍している。
台湾の先史時代から民主化までの400年近い流れを簡潔にまとめ写真・図版を170枚余り付し、日本の読者にも今日の台湾の民主化までの歩み、台湾の歴史がわかるようにまとめた。
掲載されている多くの写真・図版を順次見ていくだけでも、台湾の社会・経済・政治などが、台湾人の努力と忍耐・犠牲によって、どのように変わってきたかを理解してもらえるようにした。
台湾史入門 図解・台湾民主化への歩み 目次
日本語版への序文 李筱峰
翻訳者解説 高佳芳・川瀬健一
多彩で華やかな先史文化
早期台湾の主人
国際舞台に立つ台湾
中継貿易の開始
ガチョウの羽ペンを持った先祖
東寧建国(鄭成功時代)
海の恩恵は、すべて台湾へ
反攻大陸戦争で窮地に
訣別の盃を交わして渡台
エスニックの利害関係による武闘
三年に一度小乱、五年に一度大乱
統治者側に味方する義民
漢族の開拓に、原住民が酷い目に遭う
反抗に失敗し、賜姓で元を忘れた平埔族
一は台南、二は鹿港、三は萬華
開港通商
西洋の宗教・医学・学問の伝入
海外勢力の衝撃と洋務運動のスタート
台湾民主国 45
日本植民地統治の基本法
近代化建設の基礎
台湾人の要求
戦時下の皇民化
新総督府
「接収」が「略奪」に
二二八事件
四万元が新台湾ドル一元に、貧困のドン底へ
銃口で「土地改革」
蒋介石政権が台湾に亡命
占拠者の政権
「台湾地位未定論」説
「反共抗俄」の政治神話
軍事戒厳令と「動員勘乱」
五十年代の民主化運動
アメリカの援助によって経済の躍進
八二三砲戦
国際外交の苦難
変化した台米関係
蒋経国の登壇
「党外」の民主化運動
苦難からの再生、民主化運動で目覚めた民衆と識者
党禁を突破・戒厳令解除
李登輝時代と台湾の民主化
新国家建設への願い
人名・事項索引
2021年 1100円+税
「台湾映画」2021年 目次
3 台湾における日本統治時期の映画とドキュメンタリー
蔡錦堂(黄耀進訳)
9 『緑の牢獄』密林に埋もれゆく東アジアの交差点 吉村剛史
15 台湾であった映画界の人びと(壱)
呉念真 自然体で台湾人丸出しの青年/李行監督 冷や汗のインタビュー/侯孝賢監督 初対面、ケンカ腰で/朱天文 美人の持つ冷たさを一変させたインタビュー 川瀬健一
― 李行監督追悼 ―
50 追悼(藍祖蔚/冨田哲訳)
52 李行監督追悼 川瀬健一
53 李行監督追悼、李監督の旧友黄仁氏への友情 梁 良(川瀬健一訳
― ― ― ― ―
56 台湾映像作品における「日本語指導員」 林田未知生
70 トム・リンの目を通して描かれるマレーシア文学の世界 浦川留
73 ふたたび湯浅浪男(湯慕華)監督のこと
―『青春悲喜曲』『小飛俠』そして『飛龍王子破群妖』― 山崎泉
79 2020年台湾における台湾映画興行成績 稲見公仁子
― 書評 ―
82 川瀬健一編著『台湾で上映された映画の研究 1945 (民国34)年~1949 (民国38)年』 佐藤浩司
87 編集後記
88 東洋思想研究所 出版物
表紙装丁/美島 零
表紙写真/李行監督(川瀬撮影)
購読希望は、東洋思想研究所 toyo.s.s@kcn.jp に連絡ください。
2020年 1000円+税
「台湾映画」2020年 目次
2020年旧正月、台北 浦川 留
消えゆく「台湾映画」の不思議な「汎中華」世界 吉村 剛史
新プロジェクト『台湾三部曲』と「豊盛之城」 魏 徳聖
蔡揚名監督と『女集中營』、
そして『神秘女郎白如霜』のことなど 山崎 泉
はじめに/『女集中營』/『神秘女郎白如霜』/『女性的復仇』
をめぐって/おわりに
空前絶後、5分間の日本語台詞
『風中緋櫻 ─霧社事件─』の撮影現場 林田 未知生
『サヨンの鐘』が台湾で上映されなかったのは何故か、再考 川瀬 健一
台湾で初めてカラー現像機を自作した洪慶雲さん 川瀬 健一
石原裕次郎主演『金門島にかける橋』疑問の解明 川瀬 健一
2019年台湾における台湾映画興行ベスト20 台湾影視研究所
金馬獎と台北電影獎(少し)でつらつらと思う
~2019年の台湾映画~ 杉山 亮一
編集後記
2019年 A5 78頁 1000円+税
「台湾映画」2019年 目次
3 2018年の台湾映画概況 西本有里
7 再び「湾生回家」から考える台湾の映画事情 吉村 剛史
13 丁寧といっしょ ~金馬獎受賞記念インタビュー~
杉山 亮一
22 馬如龍大哥小伝 林田 未知生
はじめに 武侠と角頭 大稲埕生まれ 芸名の由来 2002年、『雙瞳』で銀幕に復帰馬 大哥の笑顔(1) 金馬獎授賞式で馬大哥の笑顔(2)「感冒!」子連れ読み合わせ事件馬大哥の笑顔(3) 鼎泰豊での邂逅
46 『金門島にかける橋』余話 山崎 泉
はじめに 石原裕次郎と「不了情」 王莫愁と尤敏の意外な結びつき
北原三枝 (石原まき子)のメイク指導 おわりに
52 台湾で上映された映画の研究
1950(民国39)年~1951(民国40)年 川瀬 健一
日本映画の上映 ― 1950年[『花ある毒草(『玫瑰多刺』)』『歸國(ダモイ)』]台湾での上映禁止映画(1950年~1951年 末) 1950年2月からの映画館の入場料日本映画の上映 ― 1951年[『青色山脈(青い山脈)』『暁之脱走(暁の脱走)』 『野良犬』『血債(ジャコ萬と鉄) 』『紅潮餘生(流れる星は生きている) 』『誰是聖師(白雪先生と子供たち) 』ほか]
77 東洋思想研究所 出版案内
表紙装丁/美島零
表紙写真/馬如龍(川瀬健一撮影)・丁寧(杉山亮一撮影)
2018年 A5 78頁 1000円+税 品切れ
「台湾映画」2018年 目次
2017年台湾映画界総括 稲見公仁子
金馬獎と台北電影獎でつらつらと思う
~2017年の台湾映画~ 杉山 亮一
血觀音 浦川 留
インタビュー
『さよなら・再見』の葉金勝監督 インタビュアー 川瀬健一
『光陰的故事』の張毅監督
インタビュアー 川瀬健一(通訳・龍國英/日本語整理・渋谷真央)
台湾映画を撮った日本人監督列伝(2) 山崎 泉
1960年代後半/南部泰三監督・小林悟監督
1970年代以降/沢賢介監督・小川欽也監督
わたしが台湾役者になった顛末(続) 林田未知生
萬代福映画館・黄炳熙社長(文・写真/川瀬健一)
ある台語片電影人の肖像 陽明(蔡揚名)の場合 稲見公仁子
「台湾映画」既刊総目次
編集後記
東洋思想研究所 出版案内
2017年 A5 150頁 1200円+税
「台湾映画」2017年 目次
[特集] 魏徳聖監督
3 魏徳聖(ウェイ・デェシェン)監督インタビュー
川瀬健一 (翻訳・黄耀進)29 魏徳聖(ウェイ・デェシェン)監督
『52Hz, I Love You』インタビュー 川瀬健一 (通訳・秋山珠子)
38 2016年の台湾映画概況 稲見公仁子
43 マンダレーへの道 浦川 留
47 金馬獎50年 聞天祥 (翻訳・冨田哲)
(三)香港ニューウェーブと台湾ニューシネマ 47/(四)国際映画祭熱と国際的な協力 59/(五)ジャンルの転換と台湾の奇跡 67
77 台湾映画を撮った日本人監督列伝(1) 山崎 泉
89 戦後、5年間に台湾で上映された映画と社会背景 1945 (民国34)年~1949 (民国38)年 川瀬健一
①はじめに②戦後、台湾における映画上映 89/③二二八事件 96/④ソ連映画の上映状況 1946年4月~1948年7月108/⑤中国共産党映画、台湾での上映状況 111/⑥映画館入場料の変遷 118
125 わたしが台湾役者になった顛末(続) 林田未知生
141 金馬獎と台北電影獎でつらつらと思う~2016年の台湾映画~
杉山 亮一
46 東洋思想研究所 出版案内
表紙装丁/美島零
表紙写真/金馬獎第52回風景。魏徳聖監督・『賽徳克・巴萊(「セデック・バレ」)』『KANO 1931海の向こうの甲子園』『海角七号 君想う、国境の南』
2016年 A5 92頁 1000+税 品切れ
2015年 A5 110頁 1000+税 品切れ
編集後記 表紙装丁/美島
2014年 A5 148頁 1200+税 品切れ
2014年 A5 148頁 1200+税
2012年 品切れ
東洋思想研究所 A5 66頁 2012年9月 1000円+税
私が知っている3人の台湾人女優
陳湘琪・姚安琪・潘之敏のこと 杉山亮一
国民的俳優 孫越さんに『老莫的第二個春天』を聞く
インタビュアー・川瀬健一 (テープ翻訳・侯瀕潔)
「台湾映画」低迷期から百花斉放 小野寺 純
台湾映画の奇跡ふたたび――『あの頃、君を追いかけた』 浦川留
2011年 第48回金馬奨 /劉若英(レネ・リウ)&李心潔(リー・シンジエ)/ 『賽德克・巴萊』(セデック・バレ)』主要男性キャスト/ 『賽德克・巴萊』女優陣=田中千絵,羅美玲,徐若瑄(ビビアン・スー)/『賽德克・巴萊』主演=林慶台(リン・チンタイ)/『桃姐』許鞍華(アン・ホイ)監督,劉徳華(アンディ・ラウ),葉德嫻(デニー・イップ)/『那些年,我們一起追的女孩』柯震東(コー・チェントン)&陳妍希(ミシェル・チェン)/『那些年,我們一起追的女孩』主要キャスト&スタッフ/(撮影・杉山亮一 )
戦後最初の日本公開台湾映画 『軍中芳草』のこと 追考 山﨑 泉
台湾の著名な弁士(映画解説者)・詹天馬 川瀬健一
前代未聞の〈台湾=映画〉
呉米森監督の『松鼠自殺事件』(承前) 林田充知夫
出版案内 『植民地 台湾で上映された映画』
『植民地 台湾で上映された映画』西洋編について
2011年 品切れ
東洋思想研究所 A5 60頁 2011年9月 1000円+税
台湾電影撮影技術発展概述 1945-1970
撮影所業務の区分化
台製廠 ニュース映画製作と実行/中製廠 縮小と安定/農業教育廠 中影時代に向かって 林贊庭
求道の音楽家 林強 聞き手・川瀬健一 翻訳・侯瀕潔
旧正月には人情喜劇がよく似合う 『鶏排英雄』の快挙 浦川留
台湾駐在ノート 「台湾と映画」 宇崎雅雄
前代未聞の〈台湾=映画〉
呉米森監督の『松鼠自殺事件』(前編) 林田充知夫
酒井充子監督『台湾人生』インタビュー 聞き手・井上山美
出版案内 『植民地 台湾で上映された映画』
「台湾映画」 既刊目録 【編集後記】
2010年 品切れ
東洋思想研究所 A5 62頁 2010年11月 1000円+税
台湾電影撮影技術発展概述 1945-1970 困難な時期の映画製作
上海から来たロケ隊 『悪夢初醒』 『永不分離』『自由中国工業』など
林贊庭
台湾で戦後すぐに上映された映画
1945年8月15日~1946年3月末
終戦からその年の12月までに上映された90本の 映画
及び翌年3月までに上映された合わせて300本余りを紹介。
川瀬健一
銀幕に刻まれる80年代
台北で一番熱かった街 ―― 艋舺
浦川留
『海角7号』の日々
犬猿仲好
劉嘉明インタビュー
台湾映画の未来は~台湾映画界のキーパーソンに聞く
井上山美
新刊案内 『植民地 台湾で上映された映画』
「台湾映画」 既刊目録
2009年
東洋思想研究所 A5 60頁 2009年9月 1000円+税 品切れ
台湾 戦後初期の撮影所概況 林贊庭
台湾省電影攝製場
中国電影製片廠
農業教育電影股份有限公司
安藤達己監督インタビュー
幻の日台合作映画のこと、主演映画『霧夜的車站』のことなど
インタビュー・構成 山﨑 泉
はじめに
合作映画制作まで
日台合作映画『母ありて命ある日』
主演映画『霧夜的車站』
台湾語映画の制作現場
日本男星・アンティンタッチー
台湾のまち・ひと
台湾で『サヨンの鐘』は上映されなかった 川瀬健一
戦後二十年間の台湾歌謡と台湾の政治及び社会 下
李筱峰 翻訳・松尾直太
八、新外来者の優勢の歌声
九、まとめ
「海角七号」の奇跡 浦川留
Swing的一個星期 たとえば、こんな、映画のような1週間
井上山美
「台湾映画」 既刊目録
【編 集 後 記】
2008年
東洋思想研究所 A5 62頁 2008年9月 1000円+税 品切れ
台湾での日本スターの活躍
池部良・石原裕次郎・美空ひばり・小林旭 ─ 川瀬健一
Ⅰ 池部良さん 台湾で講演
『青い山脈』
『暁の脱走』
台湾で上映された、池部良の主な作品
Ⅱ 石原裕次郎と台湾
裕次郎と『金門島にかける橋』
八二三砲戦と読売新聞・安田延之記者殉死
『海湾風雲』は1963年売上げベスト十
数百名の中から選ばれた王莫愁
裕次郎が開いた富士花コーヒー・レストラン
井上梅次監督と裕次郎
台湾で上映された石原裕次郎の映画一覧
Ⅲ 蒋介石と美空ひばり
台湾で上映された美空ひばりの映画一覧
Ⅳ 小林旭と台湾小林旭
台北で一番のシアター・レストラン豪華酒店で公演
入場料と台北の物価
台湾で上映された小林旭の映画一覧
/戦後二十年間の台湾歌謡と台湾の政治及び社会(中) 李筱峰 松尾直太訳
六、工業のテイクオフと都会へ押し寄せる人々の告白
七、日本文化植民地の音符
/「881 歌え!パパイヤ」─福建語ポップスに彩られた笑いと涙の音楽映画─ 浦川 留
/台湾映画巡回展『戲夢五十』の活動について 川瀬健一
/台湾映画コーナー
闘茶Tea Fight
監督・王也民(ワン・イェミン)
青い勇士Blue Brave
The Legend of Formosa in 1895
2006年
東洋思想研究所 A5 66頁 2006年8月 1,050円 品切れ
李香蘭 写真(1941年・台北)
/台湾映画史 光復前の映画事業(黄仁/井手勇訳)
第一項 台湾映画の始まり
第二項 台湾で撮影した初めての映画
第三項 台湾映画研究会
第四項 台日合作による映画製作
第五項 中国映画の台湾への輸入
第六項 反皇民化の映画活動
第七項 映画検査、中国映画のあら探し
第八項 中国映画輸入の台湾への影響
第九項 祖国に身を捧げた映画界の志士
第十項 弁士名人譜
/日本統治時代に、台湾人 はどんな映画を見たか(川瀬健一)
(一)日本統治時代、台湾人の日本映画鑑賞の状況
(二)映画題名
(三)日本統治時代に台湾人が見た映画のベスト5
(四)日本時代の中国映画の影響
/『さよなら・再見』原作と映画への疑問(前田 均)
2007年
東洋思想研究所 A5 68頁 2007年11月 1,000円 品切れ
台湾を代表する映画監督・何基明と私 Rick Miya
1、何基明との出会い・1977年夏
2、翌日の再会
3、1970~80年代の映画技術
4、何基明と夫人
5、和平郷の乙女たち
6、何基明の映画企画
7、何基明は命ある限り台湾を代表する映画監督だった
/戦後二十年間の台湾歌謡と台湾の政治及び社会(上) 李筱峰 松尾直太訳
一、はじめに
二、片思いの歓迎の歌声
三、経済不況時の下層社会の心の声
四、傷を癒す心の慰め
五、五〇年代の悲しい歌
/ジェイ・チョウ(周杰倫)は台湾映画界の救世主となるか?浦川 留
/世界の巨匠・キン・フー(胡金銓)監督 川瀬健一
世界映画界でのキン・フーの位置
キン・フー監督のプロフィール 俳優から監督へ
キン・フーの多彩な才能
キン・フー監督『侠女』を読み解く
写真提供・胡金銓導演芸術基金会
『台湾電影饗宴:百年導覧』台北・南天書局出版
中国語 /ハードカバー/166頁 2000円 残部僅少
台湾の有名な監督・俳優のインタビューをはじめ、200枚ほどのカラー・白黒写真を掲載し、わかりやすく台湾映画史をまとめたもの。
1台湾電影小史
☆日本統治時代的台湾電影
☆戦後的台湾電影
☆台湾新電影時代
2台湾電影導演誌
3台湾影藝傳奇
台湾電影簡略年表
『仙人になりそこねた男』ビレッジプレス刊
不老長寿を得、雲に乗り大世界をかけめぐる神通自在の仙人。その東洋の夢とロマンがはぐくんだ仙術を求めて,初めて訪れた異国の台湾でのエピソード、そして著者を取り巻く不思議な縁や台湾の風俗。気功法の源流である仙術の修業法や実践などを詳細に伝える。
B6 156頁 1300円 絶版
『平安如意 祈りの島・台湾』ビレッジプレス刊
人間学の研究では一目おかれている著者が「見たり・聞いたり・体験した」祈りの島・台湾の素顔が紹介されている。当たって砕けろ式に活路を開き、開いてみれば、不思議な縁を感じます。
B6 176頁 1456円 絶版
掲載の著作は残部が少ないもや品切れのものもありますので、事前にメールtoyo.s.s@kcn.jpにて問い合わせてください。
「寒夜続曲」
台湾の国営テレビ局・公共電視台で二十回にわたって放映されたテレビドラマ、「寒夜続曲」に川瀬が出演したときの写真です。役は日本時代の地方の警察署長。
監督は「夢幻部落」「經過」「深海 」を撮った鄭文堂。原著は李喬です。
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川瀬健一編著
森龍吉著作選集
-森龍吉・人と思想- A5 297頁 3500円 絶版
親鸞研究家であった森龍吉先生の主要論文と著作目録を収録。
【執筆者】
星野元豊(元龍谷大学学長)・丹羽文雄(作家)・司馬遼太郎(作家)・松井春満(奈良女子大学教授)・石田充之(龍谷大学名誉教授)・鈴木宗憲(金沢経済大学教授)・細川行信(大谷大学教授)・柏原祐泉(大谷大学教授)・森薫樹(毎日新聞記者)
【内容】
初期の論文『「自然法爾」消息の成立について』をはじめ晩年までの計13点の主要論文。それに、川瀬による森龍吉年譜・著作目録、著書・論文篇320点。新聞篇512点、計832点を調査収録。
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潘元石監修/川瀬健一編著
中国伝統年画図録 B5 168頁 3500円 絶版
年画は旧正月(春節)に家の内外に貼る版画で、吉祥図案が描かれる。十数年前から興味と関心を持ち続けてきた、中国の版画の歴史と年画についてまとめたものである。台湾国立中央図書館・行政院(内閣)文化建設委員会・陳奇禄博士ほか、海外の知人の協力を得、貴重な図版を掲載している(カラー5点、モノクロ120点余り)。
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潘元石監修/川瀬健一編著
黄天横・楊林宝璧・三宅教子訳
中国伝統年画論集 B5 160頁 3900円 絶版
台湾・香港の年画研究家の論文を、わかりやすい日本文に翻訳(カラー8点、モノクロ60点余り)。執筆者/序文 陳奇禄(元文化庁長官・中央研究院院士)/昌彼得(故宮博物院副院長)/呉哲夫(故宮図書文献所長)/盧錦堂(中央図書館特蔵組主任)/荘伯和(中国美術研究家)/潘元石(版画研究家)/許晴野(版画研究家)/黄天横(台湾民俗研究家)/川瀬健一(東洋思想研究家)
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川瀬健一『台湾映画への招待 一夜にして中国人になった多桑(父さん)』
B5 96頁 1500円 品切れ
この本は、台湾の歴史、日本(植民地)時代・国民党時代を映画化した監督に焦点をあてて書いた。台湾の世界的な監督・侯孝賢、台湾映画の脚本家として著名な呉念真をはじめ、王童・廖祥雄・李祐寧・林正盛・蔡明亮・黄春明・テンテン・楊貴媚・蔡振南などのインタビューを通して、単に映画の紹介だけでなく、監督や俳優の人柄や考え方も理解してもらえるようにした。
心身論関係著作
川瀬健一著『武術極意 柔術秘傳』 絶版
1973年に刊行された著書を1977年に復刻したもの。
柔術大意・気のこと・呼吸法のこと・心のこと・臍下丹田のことの全五章から構成され、経絡柔術を解説。
松田隆智氏「(前略)本書は多くの武術家の目を醒まし、光明をあたえ、武術から健康にいたるまでの本質とは何であるかを教えるものであり、現代にこのような書が出版されたことは、きわめて有意義である」(図書新聞 昭和48年12月8日より)
A4 80頁 2000円 ミラー社
川瀬健一著『自分でできる東洋医学東洋医療体術』 絶版
18年ほどの歳月をかけて、インドのヨーガをはじめ柔術や中国医学・武術・宗教などを通して「東洋の心身論」を研究してきた著者の考えをまとめたもの。
「東洋医学の基礎知識」「東洋医療体術の考え方」「すぐに役立つ東洋医療体術」という、三つの大きな分野にわけてまとめている。
B5 84頁 1500円 ビレッジプレス
川瀬健一著『感覚とことばをとりもどす自閉症児の体操』 絶版
感覚とことばをとりもどす心身のイメージづくりとその原理を紹介し、5種類の「感覚体操」と14種類の「ことば体操」を図入りでわかりやすく書いている。
B5 84頁 1200円 ビレッジプレス
川瀬健一著『脳の働きと東洋医学を総合したからだほぐし体操』 絶版
『感覚とことばをとりもどす自閉症児の体操』の続編として刊行。子どもの脳の発達と成長東洋医学の考え方などの他、山口宗彦・梅本利政などの実践例なども記載。
B5 84頁 1545円 ビレッジプレス
吉田正平編著『神通自在』
達磨大師の気功健身術の古典。大正9年版の復刻。中国武術の原典『易筋経』と『洗髄経』の翻訳のうち、「易筋経義」をもとにした数少ない詳細な解説書。訳者の吉田正平は、幸田露伴の実兄。
新たに、川瀬健一の解説付。
B6判 270頁 4,200円 たにぐち書店
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