9. IC-20受信部の修理
・今回、たまたま火入れしたら、受信部の局発部が働かない。(送信は正常)
 また修理…。2段目、3段目の逓倍のC372が不良。 しかし代用品に変えるだけではNG。
  (通販で部品を買うしかないみたい。)
IC-20の受信部局発部回路
・ここで、感光基板を購入し、左のパターン図で
  「受信部・逓倍回路」を作成します。、
★周波数カウンターと、オッシロスコープで確認。
オーバートーン回路
多少Modiefy.
で、また調べていくと、
・送信は、送信部の逓倍回路は生きているので、そのまま送信・発振部を使う。
・ひとまず組み上がったので、各段の調整を行うことに
出来上がり基板。
・下の写真での水晶のところに、次の(V)の「局発部VCO」を
 接続する。
・最初に Tr.を交換。 しかし逓倍部が全くダメ。
 いっそのこと、この部分を一から作り直すことに。
 2段目の Tr.(2SC372)を、FET(K241)にして、やっと
 基本波(14MHz)がコイルに。 しかし逓倍波が出ない
★久しく電源を入れると、「受信」が不安定。 上記「局発部」出力が弱いことが判明。
そこで、高周波増幅回路を追加することに。
(2011.11.08)
★これを組み付け「IC-20」として 送受信とも復帰。
・で、この通りに作り直してもオーバートーンの信号が
 出ない。
3逓倍部 x
3逓倍部
今回、追加部分
    
・ネットで「教えて」で聞くと、すぐ三人の方から回答が!
 要は、既製回路では逓倍波でないだろう」と。 また、C、Lなどの経時変化による不良とのアドバイスも。
(2020.10.18)
★ただ、本体の5Vラインの電流容量が不足し、3端子1A仕様の回路を追加しました。
修理完了!

パターン図。

・送受信共に動作確認:完。
青線:R。橙線:C。
→→この出力を、IC-20本体の「局発部出力」に接続する。