固形燃料の使用で、
中のロストルは、
不要となりました。

・ボイラーを台に乗せるについて、あえて傾斜させたが、そのために、エンジン部を水平にするために、間に断熱の意味からも、
 板を入れました。
・ここで、外径4φ・内径3φの真鍮パイプを、適当な位置で曲げることに。 ガスコンロで熱し、注意深く赤くなるところで、ゆっくり
 曲げました。
           さて、ひととおり出来上がったので、
・ボイラーに、底部のドレンコックから水を約半分入れ、
・燃料には、ローソクを缶(小さい空き瓶の蓋に溶かし、燃料とします。
           本当に回るのか?? 不安と期待で・・・・
・燃料とする「ローソク」の入れ物を、適当なものがなく、止む無く、缶コーヒーの空き缶を切り取り、そこに ローソクを細かく削って
 溶かして作りました。
           以下、その悪戦苦闘のレポートです。
・1回目:火入れ。 水を入れすぎたのか、待てど暮らせど沸騰しない。
・2回目:水を減らし、約100ccにして火入れ。 ボイラーの中で微かにコトコト。 安全弁から湯気…。しかしピストン回らず。
      安全弁の中のスプリングを強くしました。
      燃料として、ローソクの火ではボイラー缶が大き過ぎ、蒸気圧力を上げるには無理・・・・。  

直線部分を切断
    ▼

エンジン部分の組み立て

時間ができたら、また火入れしたい。

12. 蒸気エンジンの自作

安全弁↓

さて、どうするか・・・・。

結局、蒸気圧力が不足ということ! 

2.ピストン

5.ボイラー

・つなぎ目はハンダ付けであり、ボイラーを
 熱するうちに 熔けはしないかが少し心配…。

・後日、左のパイプを廃止。
 12Φの丸棒に10Φの
 穴を貫通させ、上端を同径
 2mm厚で閉じて作り直し
 ました。

失敗…。

それでコックを製作。

3.クランク

4.フライホイル

シリンダーと ピストンを、組み合したところ。

有り合せの小さな板金に外形を
ケガイて、切り取り、ヤスリ仕上げ。

幅35mmの T形アングルに、各部軸芯の穴をあけ、組み立ててみました。

1.シリンダー


軸受けは
ベアリング

圧力計

失敗…。

←ドレンコック(給・排水口)

安全弁と、ドレンコックを概要図のように作り、
スプレー缶に、しっかりハンダ付けしました。

障子用の「コロ」を分解。

↑部品:Pをシリンダーにハンダ付。

以前から、友人が製作した「子供を乗せて走る蒸気機関車」をみて、感心したり。
かと云って、自分にはそんな製作能力もなく…。

10φの丸棒に,6.5φの
穴を貫通させ、上下に4φ
穴をあけたもので塞ぐ。

適当に、使い切ったスプレー缶を探し、使って
みることにします。

そこで固形燃料を安く手にいれて試しました。

・さすが固形燃料。数分すると沸騰し、蒸気が出て
 きた。しかし、ホイールを手で回してやるが回らず
 。。。 かといって蒸気モレは殆んど視られないし
 ??
・ボイラーからホースをはずし、
口から少し強く
 吹きながら、最初ホールを少し手で回して
 やると、回転を始めた。 

4φ真鍮パイプ↓

・以前に、竹炭をもらったことを思い出し、炭火を燃料とすることにして、釜の
 部分を作りなおしました。

そこで。。。

↑ポリスライダー

後日、ベアリングに変更

2段のピストンの工作を色々試したが、
結局は概要図のように旋盤で作りました。

・最初、ドレンコックから、どのようにして給水
  するか悩んだ。
 が、ボイラーとエンジン部を固定して一体化し、
  釜に燃料を着火し置いてから、ボイラーを載せ
  ればいいことだ、と。

内径10mmφの真鍮パイプを探したが、1mものしか
売っておらず、高価! そこで写真のような水道用パイプを。

時折り、模型屋をのぞいては値段をみると、高くて手が出ない。 ネットで調べても、メーカー品で、安くて数万円、
きれいなものだと十数万円もする。。。

(45φ・長さ135mm)

・後のことを考え、エンジン部を寝かせてピストンの運動を
 水平にしました。

・数分すると、コトコトと音がして沸騰し、蒸気が発生。
 そしてホイールを手で回してやるが回らず。。。
 どうも、シリンダーとピストンからの蒸気漏れが大きいし、
 安全弁のボイラーへの取り付け部からも漏れているようだ。

そこで、駄目もとで、なんとか自作できないものかと、本やネットで調べながら、成功するかどうかは別として、
図面にしてみました。

・コックは、車のゴムホースで繋ぎ、ホースバンドで締め
 付けました。

・そして、炭に火を点けようとしますが、とても着かず…。また失敗…。

・材料を探していると、たまたま厚さ5mmの石膏ボードがあり、それを切って
 写真のようなものを作りました。

7.ボイラー台(釜)

さて次は、ボイラーの製作ですが・・・。何で作るかですが。。。

まずは部品の工作。 極力・代用出来る手持ちの部品を使い、
また、ホームセンターで安く代用できるものを入手することに。

蒸気エンジンの設計概要図

・同時に、安全弁のところに圧力計」を取り付けました。
 圧力計は、オークションで送料込みで550円で入手。

気をとり直し、先達に助言を求め、シリンダー・ピストンを作り直し、また
蒸気もれの半田付けをやり直し、同時に、ボイラーとエンジン部を真鍮の
パイプで連結していましたが、ホースで分離しました。

・もう一つの心配は、スプレー缶のノズル部の
 キャップが、蒸気熱で溶けて抜けてしまい
 穴が開く可能性はないか。

以って、ボイラーとシリンダーの間に「コック」を設け、ある程度ボイラー内の圧力が上がるまで、蒸気を閉じることに。
  多分、通常の蒸気機関や先達は、当然のことで何を今更、と嘲笑は免れないだろうけど…。

次は、ボイラーにエンジン部を固定
しないといけない。

以下、各部品の製作記録です。
   (各部寸法は、概要図参照)

甥っ子が来て、「それで何を回すの?」
 さぁ…、しばし絶句。

まぁやってみるしかない。

菓子缶(少し厚さが足りないが…)を切り、つなぎ合わせてつくりました。 煙突はシリンダーの残りパイプ。

これで、主だった部品が出来たので、次は、エンジン部と、ボイラーの配置を考えて台座に取り付けます。
そのあと、最後に「配管(1mの外径:4φ。内径:3φの真鍮パイプ)をします。

6.安全弁

←安全弁

ただ、内部の蒸気圧力に対し大丈夫か?
それ故、安全弁を作り、缶に付けることにします。