2014.01.02 京都三弘法

いろいろ思うことがあって四国八十八箇所巡礼を始めることにしました。事前の習わしみたいなものを調べてみると、巡礼の前には、道中の安全を祈願して京都の弘法大師に縁のある3ヶ寺で 菅笠・金剛杖・納札箱を授かり、それらを身につけて巡礼するという風習があるとのことです。京都の三弘法参りといいます。3つのお寺とは「東寺−菅笠」「仁和寺−金剛杖」「神光院−納札箱」、「東寺」は昨年5月にお参り済みでキーホルダになった「菅笠」も頂いていましたので、残りの2つを今回お参りです。

20140102 神光院

まずは「神光院」

     

 

 

20140102 仁和寺

三弘法 「仁和寺」です

  

 

 

金堂が国宝です

仁和寺金堂  慶長十六年(一六一一)造営の御所の紫宸殿をェ永二十年に移建したもので、近世における紫宸殿唯一の遺構として重要なものである ウィキペディア

20140102 神護寺

三弘法ではないですが、弘法大師 縁のお寺として忘れてはならないのが 「神護寺」、紅葉の名所として知られていますが、高尾の山奥にありお正月ということもあり人影はまばらでした

 

 

  

   

国宝一覧

灌頂歴名(弘法大師 筆)(神護寺) 空海が密教の入門儀式である結縁灌頂を行った手控えで、弘仁三年(812)十一月、十二月、翌年三月の三回分の記録。結縁者の筆頭に最澄の名が記されているのも印象的である 神護寺
木造薬師如来立像(金堂安置)(神護寺) 見据えるような鋭いまなざし、太い鼻筋と肉付きよい小鼻、思い切って突き出しへの字に引き締めた唇。拝するものに畏怖の念を起こさせるこのような異相は禁欲的な山岳修行者の存在が生み出したものかもしれない。高雄山神護寺国宝薬師如来立像  唐招提寺薬師如来像とくらべて胸と腹が小さく、腰以下が強調されて圧倒的な重量感を印象付ける 神護寺
木造五大虚空蔵菩薩坐像(多宝塔安置)(神護寺) 本像は五体とも像高90センチメートルあまり。ほぼ同形の坐像で手の形や持物だけが異なる。
 肉身の色は中尊の法界虚空蔵が白色、東方尊金剛虚空蔵は黄色、南方尊宝光虚空蔵は緑色、西方尊蓮華虚空蔵は赤色、北方尊業用虚空蔵は黒色に塗り分けられている
神護寺
梵鐘 貞観十七年八月二十三日冶工志賀部海継在銘(神護寺) 本鐘は、「三絶の鐘」と称して名高いものである。三絶とは、則ち銘文序を橘広相、菅原是善の選、藤原敏行の書という、当代一流の名家の手になることによる -