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    ヤギ爺の独り言2015
 
 
 
今年ストーブを出したのは、12月19日(土)だったか20日(日)だったか…とにかくその週末だった。(2016年1月2日記)
 

22.霜柱

 

122日(水)

 

もう師走になってしまった

 

今朝は、けっこう寒いな。我が家の暗黙のルールに、12月になるまでストーブは出さないというのがある。附則に、どちらかが「ストーブ出そか」と言い出すまで出してこない、というのがある。去年は1215日だったようだ。

 

(『ヤギ爺の独り言2014』「40.ストーブ」参照。)

 

朝、タバコを吸いに庭に出て、一昨日だったかの『す・またん』での辛坊さんと森さんの霜柱談義をふと思い出した。曰く、最近は霜柱を踏まない、地球温暖化の影響か、昔は学校の校庭でも霜柱が立った。ちなみに、中谷しのぶアナは霜柱を知らないと言ったと思う。

 

ちがうのである。家の庭には、霜柱が立つ。(あ、もちろん、今朝はまだです)(あ、それから、地域限定、辛坊さん森さんは大阪の話、わたしは西ノ京あたりの奈良市の話です)

 

確かに、温暖化かどうか知らないが、日本の平均気温はここ百年上がり続けているという。 

 

ただ、ふかふかとした地面では、霜柱は立つ。もし今の校庭に霜柱が立たないとすれば(これもわからない)けが防止、運動場機能のため、きっちりと整地し固めてあるからだと思う。

 

それよりなにより、大人になると、霜柱が立つような時間に、霜柱が立つような場所に、行かなくなるだけの話かもしれない。

 

ノスタルジアの妙であるが、「昔は…あった」「今は…なくなった」という感慨にひたったとき、顧みて、自分の「ものの見方」が変わったのかもしれない、という反省が必要だ。

 

書き始めた「探鳥日記」(基本非公開)の1124日の記事に「ここ数日、ジョウビタキがいなくなった。1週間ほど前まで毎日のように我が家付近を訪れ、アンテナで、電線で、鳴いていたのに…」とある。

 

これはちがうのである。ジョウビタキはどこかに確実にいる。

 

夏が去り、ウグイスがいなくなった…これも嘘なのである。秋冬、ウグイスはやぶの中で生き「ジェッ、ジェッ、ジェッ」と地鳴きする。

 

前の記事にあるように、我が家の庭にもいるのである

 

 

 

 

21.冬が来た!

 

1027日(火)

 

数日前から、家のあたりにジョウビタキが帰ってきた。「クッ、クッ、クッ、クッ、ヒー!ヒー!ヒー!ヒー!」と、こんなに元気だったかな、という声で挨拶してくる。家の前の電線で、お隣の家の屋根のアンテナで、朝日に鮮やかな橙色の姿が光って眩しい。

 

庭の木もやではウグイスが「ジェッ、ジェッ、ジェッ」と地鳴きする。

 

そうそう、一昨日、初めて散歩した池(奈良県護国神社横)にマガモが帰ってきていた。

 

朝晩は寒くなったがいまだ庭のもみじも枝先が色づくほどの季節、冬鳥はすでに帰ってきている。

 

・・・・

 

『独り言』は途絶えがちだが、今年『探鳥日記』というのを始めたのである。

 

その日の天気、見た(聞いた)鳥たちのことなどを、ただ単に記録するのみ。時に思ったことなどを書き加える。この齢になって、日記の習慣が身についた…とはまだ言えぬ。自分の長続きしない性質(たち)だけは確実に信じている。

 

お詫び(なんの?)のため、ここしばらくの、コメント付きの『探鳥日記』を抜粋して、コピペしておきます。

 

 

1024日(土)冬が来た!(ジョウビタキ)

 

明け方曇り空だったがやがて快晴

 

朝の鳥たち

ヒヨドリ、ジョウビタキ!、シジュウカラ

 

6時過ぎ、まだ薄暗いころ、外から「クッ、クッ、クッ、ヒッ、ヒッ、ヒッ、ヒッ」と強い鳴き声が聞こえた。何の声だったか思い出せず、ビデオを持ち外へ。家の前の電柱にジョウビタキが!家のもみじも枝先がやっと色づいてきた時節だが、すでに冬鳥の到来だ。

 

 

1009日(金)モズの鳴き真似

 

曇りがち

 

朝の鳥たち

シジュウカラ、ヒヨドリ、モズ、ハシブトガラス、キジバト

 

モズが鳴き真似をするのはなぜだろう?この季節が多いのか…

ネットでは、春、求愛の季節に多い…という説明もあるが…

家の近くに来るモズは、今、しきりに鳴き真似をしている。

 

 

1006日(火)ノスリを見た!ウグイスが…

 

雲が多いが晴れ

 

朝の鳥たち

○○さんち(お向かい)のアンテナでキジバトがなく

○○さんち(裏のお宅)のアンテナでモズがいつもの「ケケケケ」、それから、メジロっぽい鳴きまねをする。

 

ヒヨドリ、ハシボソガラス、シジュウカラ、ハシブトガラス

 

久しぶりに探鳥散歩

若草台南の田園地帯から民俗公園へ抜ける道の途中、まずは、ウグイスがこんな時期に「ホ、ホ、ホケ、ホケ…ケキョ、ケキョ」と、鳴くやら鳴かぬやらで鳴いていた。

 

ノスリを見つけた!草むらから飛び出し、柿の木の太い枝に止まった。じっとしている。ゆっくりと撮影できた。

 

 

1004日(日)ヒヨドリの群れが、ハヤブサ?が

 

快晴

 

朝の鳥たち

ヒヨドリ、モズ、シジュウカラ

 

50羽ほどのヒヨドリの群れが南西の方向へ飛び去って行った。このヒヨドリの渡り、去年に続いて今年も目撃だ。

 

午後買い物へ

二条大路南、メガネ本舗駐車場から、けたたましく鳴き飛び交う二羽の鳥、ケリかと思ったがちがう…。カバが言う「ハヤブサ?」

 

家に帰ってYouTubeで鳴き声を聞いたが、似ているような…。が、わからん。

 

 

1003日(土)モズがよく来る

 

快晴

 

緑町ふる里まつりの日。晴れてよかった。

 

朝の鳥たち

ハシブトガラス、キジバト、ヒヨドリ、シジュウカラ、モズ

 

モズが、高圧線のいつも同じぐらいのところで、鳴く。百舌とはよく言ったもの、鳴きまねか、優しくさえずる。

 

 

929日(火)シジュウカラが叫ぶ

 

雲一つない快晴

 

朝の鳥たち

シジュウカラ、ヒヨドリ

 

数日前からだが、シジュウカラが、近くの林、家の真ん前の電線、庭のカエデの木、いたるところで、チチチチ、ツツピツウピツウピ、と、激しく鳴き叫ぶ。

 

涼しくなったから…という理由しか思いつかない。

 

夕方、潰れたルーターを買いにイオンタウンのジョーシンまで歩いた。

 

イオンタウン裏の池には、カルガモ、コサギ、アマサギ、アオサギに混じって、ゴイサギが一羽いた。ずんぐりとくるまったアオサギとゴイサギのちがい、顔の黒の位置のちがいを初めて認識した。

 

 

9月22日(火)一の谷小屋から藤内小屋へ

 

朝の鳥たち:

ヤマガラ(シジュウカラとほとんど同じ鳴き声、うじょうじょいる)コゲラ、メジロ、キジバト、それからコガラの鳴き声もしていた。それから…林の中からカササギのような鳴き声が聞こえたが…九州以外にもすでにいるのだろうか…たぶんほかの鳥…なんだろう。

 

昼、藤内小屋近辺ではまだミンミンゼミが鳴いていた。

 

921 日(月)一の谷小屋に泊まる

 

一の谷小屋というのは、御在所藤内小屋の正巳さん&敏子さんが開いた山小屋です。

 

朝の鳥たち

キジバト、ヒヨドリ、スズメ、メジロ

 

9月半ば、モズが市街地に、「ジージー」とうるさい、このところ、我が家近辺にも毎日のように訪れる。

 

昼前、家を出てカバと一緒に御在所へ。今年になって、9月5,6日で藤内小屋に泊まってから、2回目の御在所。大渋滞で2時間半かかった。2時、ランチタイムぎりぎりで間に合った、四日市インターすぐのタイ料理店で昼食。

 

○○さんご夫婦(藤内小屋以来お世話になっている山の先輩ご夫婦)は来ず。千葉の○○さんという人と東大阪の○○さんのみが同宿。二人とも初対面。静かな夜を過ごす。

 

 

 

20.「木もや」

 

915日(火)

 

私の母は今の愛知県碧南市の生まれだが、「木もや」という言葉を使っていた。これが、使い勝手、というか、とてもいい使い心地なのだ。

 

用例としては、

 

・庭の木もやに虫が来とるら。(庭の植木に虫が来てるでしょ。)

 

・しばらく見んうちに空き地が木もやになっとるがん。(しばらく見ないうちに空き地に木や草が茫々生えてるね。)

 

・カブトムシかん、あそこの木もやにおるだらぁ。(カブトムシですか?あそこの雑木林にいると思うよ。)

 

ふる里を離れて久しいので、ネイティブチェックが必要かもしれないが、だいたいこんな感じだ。

 

インターネットで、フレーズ検索(並びもそのまま検索)「"木もや"」をしたら、少ないがいくつかヒットした。ほとんどが、東海3県の人たち、それ以外も、おそらく出身者ではないか。

 

懐かしい言葉だが、カバとはいつも使っている

 

庭の木もやに虫が鳴く

 

 

 

 

19.蝉の続き

 

84日(火)

 

先週末は炎天下、午後1時過ぎから矢田丘陵散策に出かけた。

 

コンクリ、アスファルトの照り返しで初めの30分強の道のりは地獄であった。

 

シャンシャンシャンシャンのクマゼミとジィージャージョージェーのアブラゼミの雄叫びが暑苦しさを増す。

 

追分という梅林のある場所からは林の中のハイキングコースとなる。このあたりでは、ミン、ミン、ミン、ミン、ミーーーーンのミンミンゼミの声が聞こえ始めた。林の中の空気はやはりすでにむっとする夏ではあるが、それでも、かすかにそよぐ風は、汗をかいたシャツを通り抜けて多少のすがすがしさを感じさせてくれる。

 

何よりも、直射日光のあたらない木陰と、照り返さぬ土の地面が心地よい。あたりからヒグラシの鳴き声も聞こえ始めた。

 

遊びの森をすぎ、今回は東明寺を経由して矢田寺まで、さらに矢田峠に上がり、とりあえず稜線沿いの山道を遊びの森まで戻った。山の中は、ヒグラシと、ミンミンゼミと、ニイニイゼミ、なぜかここでは涼しげに聞こえるアブラゼミの声に混じってツクツクボウシも鳴く。再び住宅街に戻りアスファルト、コンクリ道に入ったころには5時も過ぎ、斜めになった陽射しはさほどに地獄ではなくなっていた。

 

4時間半、ぽつぽつ歩きで156キロの散策であった

 

 

 

18.蝉の競演

 

731日(金)

 

夏の矢田丘陵あたりの散歩、特に夕方などは、蝉の競演である。

 

先週末のことだが、子供のころにはそんなにいなかったな、シャンシャンシャンと、うるさいく迫るクマゼミと、いかにも暑苦しい鳴き声のアブラゼミが叫ぶなか、少し高いところまで歩いて行くと、ニイニイゼミが優しく鳴いている

 

遊びの森のあたりに着けば、すでに、ツクツクボウシが涼しさを告げる

 

帰り道、やっと少しひんやりとした空気が流れる、薄暗くなった林の中を歩いていると、前に後ろに左に右に、ヒグラシが合唱を始める

 

その合唱は、俄にどこからともなく、カナと、
クレッシェンドの波を打ち、また、
ナカと、

 

波は渦を巻き散歩人を包み込み、その不可思議な雰囲気が帰る足を急がせる

 

夏だ!断然ビールがうまい!

 

 

 

 

17.出世頭

 

718日(土)

 

そういえば、チキンラーメンの販売開始は昭和33年だった。

 

今朝のテレビで思い出させてもらったのだが、東京タワーも昭和33年竣工。

 

わが昭和33年生まれの出世頭は、原辰徳、石川さゆり(残念ながら山口百恵が早生まれの昭和34年なので中三トリオは却下)だけではなかったのだ。

 

 

 

 

16.人は自分勝手

 

711日(土)

 

「14.二番手」の最後、

 

きーんよおび、きーんよおび、あしたはどよおびーーーーー

なーんーとかここまで来ました

もーひとがんばりーーー

 

は、なぜか気になるEテレ0655のびんようき隊の歌であるが、

 

カバが言った

 

「わたしも、それ、好きで、金曜日のパートに出かけるとき、いつも励みにして口ずさむのであるが、パート先の職員さんは、土曜日も働いているのだ、それを思うと、複雑な気持ちになる」

  

人とは自分勝手なものだと気づいて、今更だが、愕然とした

 

 

 

 

15.還暦

 

7月7日(火)

 

「体はジジイ、心はワカゾウ、か…

 

朝、コーヒーを啜りながら、ちょいとした感慨とともに、独りごちた。

 

「確かに、小、中、高の自分を思い出すと、内面のことなんだけどね、皆からは「ゆうちゃん、ひょうきんだね」などと言われてはいたが、自分としては、屈折した、そうだな、ネガティブ思考というか、そんな自分が嫌だと思う気持ちもあったんだ…

 

カバは窓際のソファに腰掛け黙って針仕事をしていた。

 

「でも、基本的には人間そんなに変われるもんじゃないよね、ずーっと自己否定的な感情が、やはり、それからも顔を出して、落ち込むことだってあるよ、でも、そうだなぁ、いつも言うけど、やっぱ、山、藤内に出会って、酒を覚え、人を知り、そんな頃から、なんか、自分がちょっと変わったような気がしてた、二十歳過ぎて、そうさなぁ、あんさんと出会った「四捨五入」の頃、わしがまだ二十四だったから、一つ上のあんさんを「四捨五入したらもう三十」なんて、からかったよな、みんなの前で、覚えてる?」

 

カバは「うん」と静かに答えた。

 

「いまな、コーヒー飲みながらいろいろ思い出してて、ふと、わし、あのころの気分と、今、全然変わってない、って、感じたんだ。なんてぇか、言葉ではうまく説明できないけど、なんか、気分がずーっと続いてる、てか、意識の断絶がない、ってか、子供のころとはやはりちょっとちがうんだ、でももちろん、そのころからもずーーーっとここ(と言って自分の左胸に右手をあてる)、ここんところにある変わらない「自分」というのを感じるんだけど、やはり、子供のころと今とでは、意識にずれのようなものが、あるんだよね…

 

「でも、若造だったころと今とでは、ぜんぜんちがわない、変わらない「自分」みたいなものがここにある…

 

カバは黙々と針仕事を続けた。

 

「いや、ちょっとちがうかな、結婚し、就職し、子供ができて、あのころは、やはり、そうさな、ありきたりだけど、責任感ってか、今とはちがう何かが、お、もちろん、今でも多少の責任感はあるけど、なんて言ったらいいか、今の自分とはたしかにちがう「自分」が、僕の中にいたような気がする…

 

「これが、還暦ってことかな、あと数年で迎える還暦の、心の準備とでも言おうか、何か自分とはちがう「自分」が、少しずつここ(ふたたび心臓あたりに手をやる)から、するするっと抜け落ちていく、そんな感覚が、あるのかなぁ…

 

わたしは、カバの邪魔をしないよう、ふたたび、自分ひとりに語りかけながら、話を結んだ。

 

「「童心に返る」というが、そうだな、若造心を持ち続ける、いや、若造心に返るというか、こんなことが、誰にも必ずやってくる老いのひとつの段階、人をもって「還暦」と言わしむものなのであろう、むふふ」

  

わたしは、カバの座る方に目をやった。そして「プチ感傷」などという馬鹿げた言葉を頭に思い浮かべつつ、ひとり、密かに目を細めた。

 

すると、針を持つ手元から目をあげることなく、カバは言った。

 

「あんたの場合は「大人げなし」と言う、がはは」

 

 

 

 

14.二番手

 

7月3日(金)

 

最近、健康上の理由でダイエットしている。塩分控えめと食べ過ぎ注意だ。体重は去年夏の健康診断でまさに標準体重ドンピシャ60キロだったが、2、3キロ減った。やや痩せ気味、くらいだろうか。

 

健康上の都合なら、ビール控えろ!タバコやめろ!と、日々ますます五月蝿いカバである

 

ただし、やはり体重管理は血圧にいいようだ。暖かい季節は安定するというが、去年の同じ時期に比べても格段にいい傾向だ。エクササイズなるものはしていないが、極力歩くこととたまに思い出したようにする柔軟体操も悪くはないのだろう。

 

あいかわらずの途切れ途切れ近況報告だが、先日、半袖ポロシャツを2枚購入した。一枚980円也。ヤギは中肉中背標準体型だからMを買う。帰って着てみるとなんだか肩の線が落ちている。カバの前に行き、

 

「これ、ちょいとでかいか?」

 

と、聞いた。

 

「あんさんが小さいのだ」

 

と、カバは答えた。

 

神戸と奈良の南に出て行った娘、息子がたまに帰る。帰るたびに、「とーさん、ちっさくなった?」と聞く。できれば「痩せた?」と聞いてほしい。

 

今朝、通勤途中、鶴橋JR駅内喫煙コーナーに寄った。先日、親しい院生さんから「タバコは絶対やめたほうがいい」と言われた。これは 毎日のカバの小言よりよほど効く。でも、わかっちゃいるけど、やめられねぇ、のである<(_ _)>

 

通勤時間は過ぎていたが喫煙室は満員だった。この中に3分もいれば、キャスター3ミリを1本吸うより多くのニコチンを摂取できるはずだ。だが、経験上、それでは駄目なのである。おそらく、煙草を取り出し、口にくわえ、火をつけ、吹かす、という行為自体の中毒になっているのだ。

 

ふと人数を数えると、狭い空間に11名の中毒者がいた。そのうち一人は女性だった。10人の男性は年齢もまちまち、学生さんからサラリーマン、大阪のあきんど風の年寄りもいた。何気なく観察しているうち、わたしは、目測で男性たちの背丈を比べていた。

 

わたしは、背の低い方から、二番目だった

 

・・・・

 

きーんよおび、きーんよおび、あしたはどよおびーーーーー

なーんーとかここまで来ました

もーひとがんばりーーー

(*^_^*)

 

 

 

 

13.凛

 

618日(木)

 

美空ひばりの歌声を聴くと、

 

凛とした思いになるのはなぜだろう

 

他の誰が歌っても、駄目なのだ

 

 

 

12.近況報告

 

54日(月)

 

忙しい忙しいと言って独り言もできんようでは人生面白くないな

 

ゴールデンウィークだが、すっかりゆったり過ごした

 

ちょっと前からの近況である

 

425日(土)26日(日)

昨年も参加した春日山原生林散策

 

25日夜 ムササビ観察、かろうじてシルエットがわかる程度のビデオがとれた

 

26日 それほどたくさんの鳥には出会えなかった

 

【出会った鳥】

カワウ、アオバト、アオゲラ、コゲラ、ヒヨドリ、クロツグミ、ウグイス、キビタキ、オオルリ、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、イカル、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス

20

 

歩行距離:18.4km2日合計)

 

427日(月)

休みを取って車の定期点検に出かけ、その待ち時間に探鳥散策

神殿町あたりから、円照寺、帯解寺とまわってその名も奈良市山町界隈の田園地帯を歩く

 

【出会った鳥】

ヒバリ、スズメ、ツバメ、ツグミ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ウグイス、サキボソガラス、キジバト、ムクドリ、カワラヒワ、カイツブリ、コゲラ、エナガ、カルガモ、ダイサギ

17

 

歩行距離:10.9km

 

429日(水)

コーヒー豆が切れそうだということで、業務スーパーに買いに行くついでに、いつも歩く矢田丘陵麓あたりに足を延ばした

 

【出会った鳥】

ケリ、ムクドリ、ツバメ、ヒバリ、ハシボソガラス、スズメ、モズ、ウグイス、キジバト、セグロセキレイ、ヒヨドリ、キビタキ、ハシブトガラス、シジュウカラ、カワウ、ホオジロ、コガモ、コサギ、ハクセキレイ、カルガモ、コチドリ、メジロ

22種

 

歩行距離:16.8km

 

往復で8キロほどのところにある業務スーパーだが回り道をしたものだ

 

430日(木)

午後からの会議のみということで、買い物に出かけるカバと一緒に富雄駅まで富雄川に沿って「探鳥出勤」

 

【出会った鳥】

ツバメ、スズメ、ムクドリ、コチドリ、カワラヒワ、カルガモ、ハクセキレイ、キジバト、カワウ、ヒヨドリ、ヒバリ、ハシボソガラス、ケリ、イワツバメ、コサギ、シジュウカラ、ウグイス、コガモ、セグロセキレイ

19

 

カバの見つけた特別ゲスト

スッポン

 

歩行距離:4.5km

 

51日(金)

これぞいつもの「探鳥散歩」、大和民族公園までの往復の田園地帯を歩く

 

【出会った鳥】

ツバメ、スズメ、シジュウカラ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ウグイス、ヒヨドリ、オオヨシキリ、キジ、ホオジロ、コゲラ、キビタキ、ルリビタキ、ヤマガラ、キジバト、エナガ、ムクドリ、モズ、ダイサギ、ハクセキレイ、コチドリ

21種

 

歩行距離:9.8km

 

52日(土)、3日(日)

カバの母、大カバの家に泊まり、夜、ほんと久々カバの弟夫婦トラひろさんとウサ江さんと近所の居酒屋に出かけ飲みまくり、ついでにカラオケでシャウトしまくった

 

走行距離:推定2km

 

以上、ゴールデンウィーク(425日~53日)の総歩行距離

 

62.4km

 

今日は雨模様だが、明日、あさってあたりも天気がよさそうなので、仕事の合間にもうちょい歩きに出かけるかな

 

 

 

11.一筆啓上

 

46日(月)

 

アオジは、地鳴きでは、か細いが鋭い声で「チッ、チッ。チィ、チィ。チチ」などと鳴くのであるが、そのさえずりは、ホオジロの「一筆啓上仕り候」に対して、そのスローバージョン「いっぴーつ、けーじょー、つかまつり、そーろそろ」というそうだ。

 

ウグイスの「「法華経」」のごとく、これを、「聞きなし」という

 

しかし、わたしには、そうは聞こえない

 

「チィ、チュチチュチューチ、チュチチッ、チュチキチ」

 

去年はちっとも気がつかなかったが、4月に年度が替わって、アオジが地鳴きからさえずりに鳴き声を変えた。

 

春なんだな

 

 

 

10.おもてなし

 

4月2日(木)

 

先週末、年度末、みな、忙しいときではあったが、とりあえず都合をつけ合い、神戸からブタ子、奈良の南に住むクマ太郎と落ち合って、奥伊根まで温泉旅行に出かけたのだった。

 

奥伊根温泉の一軒宿は、エレベーターの不思議な狭さと、脱衣場の、これもおやおやちょいと狭いかな、という印象がわずかに残るのではあるが、それも、気持ちのいいもてなしと、まずまず満足の料理、それと、なによりゆたかでやわらかい温泉の思い出を、消してしまうわけではない、

 

とてもいい宿だ。

 

そうそう、若狭湾に面した丘の上に立つ宿の窓からの眺めは愉快爽快に尽きるのであった。

 

眼下かつ眼前に見ゆる木々のこずえに、イソヒヨドリがたむろし一斉にさえずり競うのである。

 

遥か帰ってきたツバメが、一羽、二羽、三羽と、今、まのあたりを交差し横切る姿に、うれしい驚きを感ずるのも、まこと春、である

 

・・・・・

 

宿に着き、チェックインを済ませると、客室係が部屋まで案内してくれる。フロントは2階、広間と大浴場は1階、客室のほとんどは3階にある、こじんまりした温泉宿だ。

 

しかし、客室係の若い女性は、われわれ4人だけをエレベーターに乗せ、にこやかに笑いながら、扉の外で頭を下げた。

 

扉が閉まりエレベーターは動き出す。

 

エレベーターが動き出せば、

 

「階段かな。あのねーちゃん、間に合うのかな。だぶんダメちゃうか」

 

と、すかさずヤギがおどけ言うのであった。

 

「いや、来てるやろ」

「間に合う」

「いる」

 

と、クマ、ブタ、カバは合唱で返した。

 

・・・・・

 

思えば、これは、50代も半ばをすぎた両親と、20代の娘、息子が交わす会話でもない、かもしれぬ

 

・・・・・

 

が、

 

そんなバカ話も終わらぬうちに、エレベーターは3階に着き 扉が開いた。

 

しかして、客室係のお嬢さん、ちゃんとしゃんととエレベーターの前に立ち、再びにこやかに笑いながらわれわれ4人を迎えたのであった。

 

・・・・・

 

娘さんは、息ひとつ切らさずわれわれを部屋まで案内した。それから客室のドアを開け、オートロックであることや夕食の時間についてなどなどを優しく説明してくれた。あとは、そのまま、「ごゆっくり」と涼やかに笑いつつ、おじきをして去っていったのである。

 

押しつけがましくない印象が強く残った出迎えであった。

 

・・・・・

 

思いのほか広くゆったりした部屋に満足し、しばしくつろいでいると、やがて、クマ太郎が車にスマホの充電器を忘れたらしい、「とーさん、車の鍵貸して」と、部屋から出ていった。ヤギは湯につかる前ではあったが、さっそくに持参した発泡性リキュールをプシュっと開ける。

 

温泉旅行なのである

 

・・・・・

 

しばらくして戻ったクマは、

 

「あれは、そうとうだよ」と息を切らして言った。

 

聞けば、階段がどんなものか試しに駆け上がったみたのだという。

 

クマ太郎は、続けて、「あの時間で間に合うには、そうとう急がなあかん」というような説明をほどこしてくれた。

 

それを聞いたわれわれは、「なるほど、なるほど」と、一同おおいに納得したわけである。

 

・・・・・

 

が、

 

しかしながら、と、思い返してもみた。

 

なるほど、やはりこれも、20代半ばの成年男子がすることではない、ようではあった。

 

春爛漫

 

 

 

9.めぐるめぐるよ

 

3月26日(木)

 

西野カナさんの「Darling」が聴いて心地よく好きである

 

しかしながら

 

YouTubeなどで見ながら聴いていても

 

頭の中では、miwaさんがギターを弾きながら歌う絵が

 

めぐりめぐるのである

 

不思議だ

 


8.ツバメ

 

3月21日(土)

 

矢田丘陵の麓の田畑にも、ツバメが帰ってきた

 

 

7.鳥好きオーラ

 

39日(月)

 

ここ数日前から家の近所の林からもウグイスの「ほーほけきょ」が普通に聞かれるようになった。庭のミチコちゃんの梅もほぼ満開で、3羽、2羽と、メジロさんたちが蜜を吸いにやってくる。今朝も、庭煙草のヤギは、そーっと近づくが、いっこうに逃げる様子もなく、枝から枝へと飛び回る。

 

「おい、わしには、鳥好きオーラが出てるのかもしれぬ。今も、メジロがすぐ目と鼻の先で、戯れておったわ。先日なども、バス停までの道、ふと気づくとすぐ頭の上の生垣にスズメがチュンチュン。お、それから、言い忘れておったが、こないだ吹田キャンパス脇の池で、水鳥を見ておったら、ふと、左眼下10メートルほどにある木の枝に、カワセミがな、ぽつねんと止まっておったことよ。鳥にも、危害を加えない人間がわかるようじゃ。ははは」

 

とカバに言った。

 

「そんなことはあたりまえ。誰にでも起こっていることなのだ。ただ、あんさんが、これまで気づかなかっただけなのさ。がはは」

 

とカバは答えた。

 

自分に合わせて世界が変わっていくのだと奢るヤギに対し、世界を見る人の目がいかに恣意的なものであるかを教えるカバの一言であった

 

 

 

6.うぐいす

 

225日(水)

 

今年はうぐいすの音を聞かぬ、とカバと話していたが、今朝になって、出かけたカバからのメール「ウグイス聞いた」

 

悔しく、夕方散歩に出かけ「ケッチョ、ケ、ケチョケッチョ、ケケ」と聞いた

 

家に帰り、協議の末、ともに「うぐいす初聞き」と認定した

 

 

5.和辻哲郎

 

214日(土)

 

若き思念をちりばめた『古寺巡礼』もいいが、還暦を過ぎて落ち着いた晩年(お、わしもあと〇年で還暦じゃわ(゚Д゚;))の和辻哲郎の短文「京の四季」が、なかなかいい

 

閉めの段、京の雪景色を賞した後、「こういう雪景色と交錯して、二月の初め、立春の日の少し前あたりから、池の鯉が動きはじめ、小鳥がしきりに庭先へ来る。…」

 

我が家の庭のプラスチックの漬物樽の金魚ちゃんたちも、俄に動き始めた。メジロやアオジ、ときどきジョウビタキやホオジロなどが、しきりに庭先に来るのである。

 

奈良の四季もいい

 

 

 

4.寒風と梅

 

210日(火)

 

ミチコちゃんの梅が下の枝からほころび始めた

 

 

3.スターウォーズ

 

29日(月)

 

年初め、元日と5日にひとりごちたときには、今年は大いに語るぞと、意気込んではいたのだが、あれよあれよというあいだ、2月も上旬を過ぎようとしている

 

昨日のことである、町内をぶらぶら歩いていた

 

咄嗟に、後ろから前へ、足元をかすめすぎるものがあった

 

それは確かに、右足のふくらはぎの内側に、一瞬「バン」と接触した

 

と、何を思う間もなく、今度は、右耳の上方数メートルあたりをヒヨが勢い勇んで飛び過ぎた

 

「なんだなんだ」の目の前では、さながら『スターウォーズ』の空中戦のごとく、メジロと、それを追うヒヨが、一直線になって飛び去っている

 

だが実は、「メジロだ」と気づいたときにはすでに、少し先の十字路あたり、先を飛ぶそれは、みごと急角度に左へ折れたのだった

 

ヒヨは、しまった、機転が利かず、幾分ふわっとその気を見せたが、そのまま真っ直ぐ、やや弾道を上に傾け、目の先にある林の方へと、飛び去っていった

 

まこと一瞬の出来事であった

 

 

 

2.カップ麺ではない

 

15日(月)

 

「日清焼そば」(特製ソース・青のりつき、スパイスのきいたソースの香ばしさ)がうまいのである

 

カバとともに、夜食で、2パック、食したのだ

 

 

 

1.年末年始

 

11日(木)

 

年の瀬、バタバタと家の掃除を始め、その合間に、お節などの準備をするカバを尻目に、くだらぬテレビなどを眺めては昼間から酒を食らう

 

元日、カバのお里に新年のあいさつに向かい、炬燵に足を突っ込みながら、お節をつまみながら、おとそを祝う

 

大手を振って昼間っからビールや酒やと浮かれ楽しむ年末年始

 

あ、ならば、普段の休日とどこがちがうと、カバの声が聞こえる

 

いつもながらの年末年始

 

・・・・

 

しかして、指導にあたる言語文化研究科の院生さんの中には、この時期、新年早々に迫る修士論文提出期限を前に最後の詰めに専心する人たちがいるのである

 

仕事のメールなどもちょくちょく入るが、それは無視
(あ、ご内密に
(^_-)y-.。o0
院生からのメールを読む

 

真剣な議論を投げかけ、一心に思いをぶつける

 

酒浸りでふやけきったヤギの脳味噌に、初春(はつはる)の風のごとし

 

よい年になりそうだ

 

・・・・

 

今年もよろしくお願いします

 

 

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