大台ケ原山
正木嶺から見た日出ケ岳 大台ケ原のシンボル大蛇ーからの景観

登山口  大台ケ原駐車場

形 態 周回 交 通 マイカー
同伴者 天 候 快晴

 あまりにも天気が良さそうなので、大蛇ーからの眺めを楽しみたい、百名漠・中の滝が見えるかも。そんな思いで、大台ケ原に車を走らせた。シャクナゲのあと、シロヤシオが見頃だろうととも思った。

日 付 出発時刻・地 到着時刻・地 歩行時間・距離 走行時間・距離 休憩他
2004/06/04 8:25 自宅 10:25 駐車場 - - 2時間00分 83.0km 5分
10:30 駐車場 11:00 日出ケ岳 30分 1.9km - - 15分
11:15 日出ケ岳 11:45 正木ケ原 30分 1.8km - - -
11:45 正木ケ原 11:50 尾鷲辻 5分 0.5km - - -
11:50 尾鷲辻 12:05 牛石ケ原 15分 0.7km - - -
12:05 牛石ケ原 12:20 大蛇ー 15分 0.8km - - -
中ノ滝詳細 - - 15分
12:35 大蛇ー 13:10 シオカラ谷 35分 2.0km - - -
13:10 シオカラ谷 13:40 駐車場 30分 1.4km - - 5分
13:45 駐車場 15:00 七重の滝 - - 1時間15分 51.0km -
不動七重の滝詳細 - - 10分
15:10 七重の滝 17:20 自宅 - - 2時間10分 94.2km -
合 計 標高差:約310m 2時間40分 9.1km 5時間25分 228.2km 50分

 テレビの天気予報が好天を告げていた。新聞では、大台ケ原のパークアンドライドに向けた準備が進みつつあることを報じていた。もう一度大台ケ原に行こう・・・大蛇ーに立って、そこから百名漠の中ノ滝を眺めよう・・・と思い山行準備を整えた。
 翌日、御所香芝線からR309、R169と走って、新伯母峰トンネル手前で大台ケ原ドライブウエイに入った。

 伯母峰峠の墜道を抜けると、右手に大普賢岳の大きな山塊が姿を見せる。車を停めてカメラに収めたあと、大台ケ原駐車場に向かった。

 やがて、駐車場に到着。平日にもかかわらず、すでに駐車場のほとんどが車で埋まっている。すぐに準備に取り掛かり、整え終わると、自然探勝路入口から日出ケ岳頂上に向かった。


大台ケ原駐車場

登山口
 うっそうとした林の中、両側にイトザサの茂る探勝路を進む。木々の間を抜ける風がとても涼しく、半袖シャツでいると、肌寒く感じるほどだ。しばらく進んだあと、登山道補修工事のための鉄製仮説階段が現れるあたりから、両側に見頃を迎えたシロヤシオの花が目に付き始める。ほどなく、日出ケ岳と正木嶺の鞍部に登りつめた。木製の展望台から熊野灘が足下に見えている。


三角点で
 写真撮影を済ませて、すぐに植生保護用の木製階段を上がって日出ケ岳頂上に向かう。きょうは鹿の姿が全く見えない。間もなく、目の前に新装成った木製の頂上展望台が現れ、頂上に到着だ。すぐに展望台に登る。360度の大パノラマ。特に、西に見える山並みが素晴らしい。南から大日岳、釈迦ケ岳、孔雀岳、仏生ケ岳、明星ケ岳、八経ケ岳、弥山、行者還岳、大普賢岳、山上ケ岳が迫ってくる。

日出ケ岳頂上から見た大峯山系の峰々
 しばらく、大峯山系の山並みに心を奪われていたが、展望台から下りて、大きな丸太のベンチに腰を下ろし、早い昼食にする。平地より10℃前後涼しいため、日差しは暖かいのだが、あまり運動して(歩いて)いないのでそよ吹く風がとても冷たく感じる。

大蛇ー
 体を温めるためにも歩くことにして、大蛇ーに急ぐ。正木嶺、正木ケ原、尾鷲辻、牛石ケ原と進み、その先で左折して大蛇ーに向かう。

 途中、濃いピンクをしたアカヤシオの花がチラホラと見える。岩場を巻きながら進んで、ほどなく大蛇ーに到着。

 三方が切り立った断崖で、先に向かって下っている岩場に足がすくむ思いがする。先客が立ち去り、無人となった先端におそるおそる下りていく。周囲を鉄製の柵や鎖で囲まれているものの、足取りはゆっくりになる。

 先端で、大台ケ原の紹介写真などで有名な岩山の写真を撮って、元の安全な岩場に戻る。ここから、正面に大峯山系を見ることができる。右手遠くに「中ノ滝」が見えている。
 初夏の爽やかな陽光が降りそそぐなか、絶景を目の前に楽しんでいると、野放図な中高年のグループがけたたましい談笑とともに到着。

 あまりのうるささに辟易として、早々に退散することにした。分岐に戻ると、左に進んでシオカラ谷に向かって下っていった。

 次女を連れてシオカラ谷までハイキングに来た記憶がよみがえる。シオカラ谷に架けられた鉄製の吊橋を渡ると、ここから急坂を登りつめる。今日初めて、流れるように汗をかいた。


シオカラ谷吊り橋
 やがて、駐車場に戻り車に乗り込むと、ドライブウエイを下り始めた。妻が『不動七重の滝までは遠いの?』と訊いてきた。『小一時間ほど走れば、着くんじゃないの』と応える。『行きましょうよ』と妻。もちろん異存のある筈もなく、話がまとまった。
 R169に下りきり、右折してさらに南下する。小峠山の登山口を過ぎ、池原ダムを左に見ながらしばらく走ったあと、前鬼橋を渡るとすぐに右折。ダム湖岸に沿ってしばらく走ると、たちまち前鬼口から釈迦ケ岳に登った時の記憶が鮮明によみがえってくる。やがて、目指す「不動七重の滝」展望所に到着。
 大阪ナンバーの車の横でカメラマンがひとりで撤収作業中。手前に車を停めて、滝を眺める。今日は、前回より水量が多くて、いっそう豪快に見える。妻も、写真で見ていたものの、実物に大いに感激した様子。
 カメラマンが撤収したあとも、しばし滝の眺めを飽きずに楽しんでいた。滝壺のエメラルドグリーンと波立つ白とが絶妙のコントラストを見せている。幾重にも折れて、流れ落ちる白い滝が、木々の緑とグレイの岩に映えて、まるで一幅の掛け軸の絵を見るような思いがする。
 滝の魅力を十二分に堪能したあと、車に乗り込みダム湖岸をR169まで戻ると、北に向かって帰宅の途についた。