中八人山
釈迦ケ岳登山道から見た中八人山 (2007/07/24)

所在地  奈良県十津川村 登山口  十津川村滝谷橋

標 高    1,396.5b 三角点 ニ等 形 態 ピストン
交 通  マイカー 同伴者 なし 天 候 晴れ

 奈良・和歌山周辺の近畿百名山もかなり消化してきている、HPなどを見ると中八人山がけっこう重い。しかも、藪コギが大変そうなので、笹が繁茂しない内に行こうと、雪解けを待って出かけることにした。

日 付 出発時刻・地 到着時刻・地 歩行時間・距離 走行時間・距離 休憩他
2004/03/29 5:50 自宅 7:50 笹の滝下 - - 2時間00分 93.4km -
笹の滝詳細 10分 - - - -
8:00 笹の滝下 8:10 滝谷橋登山口 - - 10分 4.7km 5分
8:15 滝谷橋登山口 9:50 石佛山 1時間35分 3.2km - - 5分
9:55 石佛山 10:55 中八人山 1時間00分 3.5km - - 20分
11:15 中八人山 12:00 石佛山 45分 3.5km - - -
12:00 石佛山 12:50 滝谷橋登山口 50分 3.2km - - -
12:50 滝谷橋登山口 14:55 自宅 - - 2時間05分 89.0km -
合 計 標高差:約1,050b 4時間10分
10分
13.4km 4時間15分 187.1km 30分

 自宅から山麓線(御所香芝線)、R310と走り、五條市からR168を南下する。有名な「谷瀬の吊橋」を通り過ぎて、すこし先の風屋で「日本の滝百選」に選ばれている「笹の滝」の案内に従って左折する。中八人山登山口のある滝谷橋は、その途中にある。

 ほどなく、HPで調べてあった滝谷橋に着くが、駐車場所を探すうち、橋からずいぶん離れてしまったので、先に笹の滝を見にいくことにした。
 5qほど走って、滝の下に到着。道路の端に車を寄せて停めると、カメラを持って遊歩道を滝口に急ぐ。まず初めに、透明なエメラルドグリーンの深い滝壺状の淵が目に飛び込んでくる。大きな岩をくぐって進むと、落差30bほどの滝が現れる・・・あまりの見事さに声を失う・・・カメラのシャッターを続けざまに押した。

 滝の詳細は「笹の滝詳細」を参照。

 ここであまりゆっくりもしていられないので、急いで車に乗りこみ滝谷橋まで戻った。

 少し先のやや広くなっている道路端に車を寄せて停めると、すぐに準備を整え歩きはじめる。

 道路わきにフキノトウが顔を出していた。登山口まで歩き、山仕事用のモノレールの横から斜面に取り付いた。息もつかせない一気の急登が744ピークまでつづく。


滝谷橋登山口
 右手には切り開かれた山肌に植林中の苗木を食害から保護するネットが延々と張られている。今までにないほどの回数の休憩を入れながら、厳しい斜面をピークに上りきる。しばらく緩やかな歩行がつづいたが、また急坂が現れると、そのまま石佛山までずっと続いた。

石佛山頂上
 石佛山(1158b)頂上で少し長めに休憩。

 写真を撮り終えると、標識に従い左手に下っていく。鞍部からなだらかな稜線歩きに変わり、上っては下り、下っては上るを繰り返す。

 このあたりまで来ると、右手遠くに目指す中八人山が、左手はるかに釈迦ケ岳・八経ケ岳が木の間から見え隠れするようになる。


釈迦ケ岳遠望
 このあたりから、登山道の両側に私の背丈以上の笹が目立ち始める。やがて、進路に覆いかぶさる笹を払いながらの歩行が始まる。スピードが鈍り、余計な体力を消耗する。上りにかかると、それが顕著に現れる。
 石佛山頂上から稜線をたどって大きなピークを3つほど過ぎたあと、笹をかき分けかき分け上り詰めたピークが西八人山頂上。標識もない単なるピークだ。

 ここから、明らかに人手が入ったと思われる中八人山が見渡せる。そのあと、枝打ちされていない杉林の中に下っていき、もう一度笹薮を登っていくと、すぐにさして広くもない頂上に着く。

 笹薮に囲まれた頂上には、二等三角点が設置されている。そばに、フクロウの絵の入った紀州山岳会作成のお馴染みの頂上標識が立てられていた。


中八人山頂上風景

三角点で
 北北東の方向には、雲に覆われた釈迦ケ岳、その奥に八経ケ岳が望める。吹く風もなく、明るくて暖かな春の日差しが照っている。

 このころには、鼓動も正常に戻り、呼吸も整っていた。シートを取り出し傍らに広げてから腰を下ろすと、頂上を独り占めしながらリュックからオニギリを取り出しぱくついた。

 腹が膨れ、元気も戻り、ゆったりした気分でいると、自然と満足感と達成感が湧き上がってくる。

 やがて、カメラを手にして、あたりの写真を撮り始める。いつものように、セルフタイマーで三角点と自分を写す。続いて、頂上風景、三角点、周辺の山を撮る。そのあと、もう一度腰を下ろして寛ぐと、帰り支度を済ませてから来た道を戻り始める。

 そこから、杉林を西八人山に戻り、稜線を戻る。往路ではほとんど迷うことがなかったが、復路ではところどころ迷路に踏み込みそうになった。踏み跡がしっかりしている稜線は問題ないが、下り斜面の山肌では落ち葉が多く、踏み跡が不明瞭な箇所が数箇所あった。慎重にテープマークを拾って、事なきを得た。帰り道は気が急くので、慎重に行動する必要がある。特に単独行の場合は、いっそうの配慮が必要だ。

 平坦な稜線や掴む立ち木のある下りは走るように歩いた。やがて、石佛山を過ぎ、右に進んで744ピークまで立ち木を掴んで身体を支えつつ一気に下る。(帰宅したあと、入浴中に両脚ではなく両腕に筋肉痛を覚えた)

 744ピークからは斜度45度と思われる斜面を慎重に下る。掴む立ち木がない分、より慎重になり、スピードがガクンと落ちるが止むを得ない。一歩一歩、斜面を確認するように下りる。

 ややあって、登山口に下り立った。すぐに、車に戻って乗り込むと、R168まで戻って家路に着いた。