観音峰
〜大峰山系のかぶりつき〜
山上ケ岳   大日山  稲村ケ岳     バリコヤノ頭

所在地  奈良県天川村 登山口  天川村虻トンネル東口

標 高    1,347.4b 三角点 三等 形 態 ピストン
交 通  マイカー 同伴者 天 候 晴れ

《過去の記録》
前回(2003/06/12):[単独]  奈良百遊山の観音峰・栃原岳・銀峰山を連登するため。
 まず、手始めは稲村ケ岳を望める観音峰から。

 2月25日朝日新聞奈良版の「春待つ吉野(天川村)」で稲村ケ岳を中心とした写真が掲載された。
 昨年6月に訪れたとき、雨雲が垂れこめていて見えなかった。是非、もう一度、訪れたいと思っていた。

《 コース・タイム 》
日 付 出発時刻・地 到着時刻・地 歩行時間・距離 走行時間・距離 休憩他
2004/02/28 8:55 自宅 9:10 トンネル東口 - - 1時間15分 50.9km 10分
9:20 トンネル東口 9:55 休憩所 35分 1.8km - - 5分
10:00 休憩所 10:15 展望台 15分 0.5km - - 20分
10:35 展望台 11:00 観音峰頂上 25分 0.9km - - 10分
11:20 観音峰頂上 11:35 展望台 15分 0.9km - - 35分
12:10 展望台 12:25 休憩所 15分 0.5km - - -
12:25 休憩所 12:55 トンネル東口 30分 1.8km - - 5分
13:00 トンネル東口 14:40 自宅 - - 1時間10分 56.8km -
合 計 標高差:約740m 2時間15分 6.4km 2時間25分 107.7km 1時間25分

《山行概況》
 御所香芝線からR309で天川村へ向かう。川合で左折して大峰山公園線で洞川方面に走る。途中の虻トンネルを抜けて、すぐのところにある登山口休憩所に駐車する。
 身支度を整えると、すぐにそばの鉄製の吊橋を渡って出発する。いきなり急斜面に取り付き、ジグザグに上っていく。
 ところどころ霜ばしらが凍っていて、一歩踏むごとに、バリバリ音を立てる。山肌の凹凸に沿って、徐々に高度を上げていく。

観音の水
 どこまでもつづく杉の植林帯のなかを白い息を吐きながら進む。間もなく、「観音の水」に到着だ。細い水の流れがつくばいに落ちている。

 やがて、Tパルプ社有地の看板が現れるころ、あたりはうっそうとした雑木林に変わり、古い神社跡のような場所で新しい休憩所にでくわす。宮家の下賜金により建立されたものらしい。屋根には、金色の菊の御紋が光っていた。


休憩所
 さらに、巨岩の点在する斜面を上っていくと、「展望台まで500b」のユニークな形の道標に出くわす。

ユニークな道標
 雑木林を抜け、木組みの階段を上り詰めて、枯れた茅の藪の間を縫うように進むと、目の前に大きな石柱が現われる。いよいよ、絶景が期待できる観音峰の展望台に到着する。

 すぐに目が右手方向に向く、雪の岩壁を見せながら稲村ケ岳が迫ってくる。すぐ左に大日山の鋭いトンガリが見えている。
 先日の新聞で見た写真と同じ光景があった。


観音平展望台
 空はどこまでも青く、雲ひとつない。無風の展望台で、ひとしきり絶景を楽しんだ。ややあって、観音峰の頂上に向かうことにする。まっすぐ進んで、もう一度、雑木林の中に入っていって、急な斜面に取り付く。

振り返った観音平
 すこし進んだ先で振り返ると、明るい展望台に残っていた雪が白く光っていた。

 やがて、なだらかな斜面と平坦な道を繰り返しながら進んでいく。残雪が多くなってきたので、歩きずらい。妻が難儀しているようなので、アイゼンを取り出し装着する。
 間もなく、夏にはうっそうとしていたが、木々の葉が落ちて明るくなった頂上に上り詰める。


頂上風景
   頂上の写真を撮り終えると、展望台での稲村ケ岳を望みながらの昼食に期待して、急いで観音峰展望台をあとにした。雪道を駆けるように下った。

 展望台に下りきり、腰を下ろしてリュックから弁当を取り出すと、暖かなお茶すすりながら、ニギリメシを頬張る。昼食後、目の前のパノラマを楽しみつつ、時を忘れて佇んでいた。

 やがて、登山口へ向かうことにする。下山後、車に乗り込むと、来た道を香芝に向かって走り始めた。車の中は、もうすっかり春を思わせる暖かさだった。