平成20年度 校内研究


研究主題「主体的に学ぶ生徒の育成」

       〜目標を掲げ、計画的に取り組む力の定着を目指して〜

 研究の重点

〜「話しことば」を支える知徳体部会の充実を土台に〜

  1 生徒の主体性を伸ばす教師の支援をPDCAサイクルで確立
    ・シラバスの改訂、保護者への説明
    ・「学びたいむ」「学習相談」の充実
  
  2 授業における話しことば(特に「実践的コミュニケーション能力」)の向上

    ・各教科の研究授業実施
  
  3 縦(9年間)と横(各教科・担当)を意識した、系統的・横断的な連携の確立

   (1)縦の連携(小中を中心に)
     @小中の年間計画の交換
     A各担当で情報交換→村教育研究会での交流の強化
     B研究授業・公開授業をお互いに参観
   (2)横の連携
     @「2008全教育活動相関一覧」を基に、連携できる内容を確認
     A異なる教科間のTTの方法を探る。

研究の概要

  1 知徳体の取組より
  
 A さみどり部会(知育)の取組より
 
   
   教師講話話題一覧 

「視野を世界に広げて」…心の中に自分の姿を映す鏡を持ち、思考を鍛えよう。

「歴史的出来事とスピーチの力」…魅力的なオバマ氏のスピーチに学ぼう。

「よりよく生きること」…得た知識・技能や経験を基に、想像する力を鍛えよう。

「子ども読書の日」…いろいろなジャンルの本を読もう。ブックトーク「21世紀に生きる」より

「村の予算から」…部活動や学校の設備に予算が使われていることに、感謝して過ごしてほしい。

「山添村のびっくり歴史遺産」…村の貴重な遺跡を紹介し、歴史学への入門となることをねらった。

「努力は裏切らない」…「練習と汗は裏切らない」「人の嫌がることを率先してやる」などの言葉を紹介。

「アハ体験」…プレゼンソフトでアハ体験を制作。脳の活性化をねらった。

「命の大切さ」…自分の命は奇跡的な確率から生まれたことを知り、自信を持ってほしい。

「命のバトン」…「今までつながれてきた命」「これからつないでいく命」かけがえのない命を大切に。

「思い出は宝物」…充実した中学生活を送り、思い出という宝物をたくさん作ってほしい。

「目標を持つことの大切さ」…自分が他の人にしたことは、全部自分に返ってくるということを知ってほしい。

「カイワレ大根の観察日記」…喫煙が体に与える影響を、カイワレ大根の実験から説明。

「4次元の世界を数学で見てみよう」…0次元から3次元を説明、4次元の世界を仮定し、一部を目で見た。

「校舎内を見直そう」…生活委員会の校舎内点検作業を写真で示し、設備を大切にと訴えた。

「自分はいつでも主人公」…嫌なことがあれば、自分を客観視して見つめ直すことも必要。

「将来の夢」…挫折することを恐れ、状況次第になることなく、今自分が進むべき道を考えよう。

「やかんの蓋の穴」…やかんの蓋の意味は?身の回りにある不思議から科学に興味を持とう。

「山中生学力UP大作戦」…アンケートを基に現状と課題を説明し、積極的な授業参加を促した。

B さわやか部会(徳育)の取組より

 
・1年生でデイサービス体験と授産施設訪問
 ・昼休みに「哲学の道」の溝掃除を自主的に行う。
 ・各大字のクリーンキャンペーンの実施
 
C すこやか(体育)部会の取組より

 ・挨拶運動や部活動報告
 ・部活動掲示板活用による広報

2 表現力向上に向けての取組

 (1)校内研究授業及び公開授業
        
1年国語「討論をしよう」   3年社会「経済入門」    1年数学「平面図形」   3年数学「図形の性質」

      
3年理科「金星」        1年音楽「和太鼓」     3年技術「情報基礎」 2年保健体育「バレーボール」

             
2年保健体育「バスケットボール」   1年英語「スピーチ」        2年食育「ピークボーンマス」

 (2)国語科の取組より
   ・「情報リテラシー教育関連表」に基づく実践
   ・国語科通信「花水木」による広報活動

 (3)表現教室
                  
              
1年7月「3匹の子豚」           2年3月「朝の教室」            3年10月「棄権」「霧」  

3 生徒の意欲を引き出す学習指導の工夫
 (1)テスト前学習相談・放課後学習「学びたいむ」の充実
 (2)学習ナビ作成・シラバス改訂
 (3)全教育活動相関一覧2008
 (4)学習についてのアンケート実施と分析・活用

4 総合的な学習の時間の充実
   「実践的コミュニケーション能力」「実践的プレゼンテーション能力」の育成の面から

学年 学習内容 活動内容及び発表方法
1学年 ・デイサービス訪問
・福祉施設訪問
・福祉施設訪問に向けて
・自分たちにできるボランティア「ポスターセッション」
2学年 ・職場体験 ・電話のかけ方、事前訪問に向けて
・職場体験をニュース番組風に報告しよう
3学年 ・平和体験学習
・進路を見つめて
・「平和のメッセージ」群読
・「学校案内パンフレット作成」
・「自己PRポスター制作」

成果と課題

1 知徳体部会の取組より

 ・上級学年は話題も広がり、話し方もモデルスピーチになるほど上達している。よいスピーチにしたいという意識も
  高い。
 ・全員がさらに相手意識を持って話せるように、個人指導も必要である。
 ・個人的にボランティアを行う生徒も出てきた。さらに広がるよう指導したい。
 ・挨拶運動や部活動掲示が充実している。

2 表現力向上の取組
 ・各教科で言語の活動を意識した研究授業を行い、いきいきと活動する生徒の姿が見られた。指導者の授業改善   につながった。
 ・総合的な学習の時間におけるプレゼンテーションに自信を持って取り組む生徒が増えた。さらに互いの評価を生か  す指導を工夫したい。
 ・表現教室の演劇部門は3年間継続した結果、生徒が自信を持って演じると共に、他人の心情を思いやることもで   きるようになりつつある。生徒の実態に合わせて継続したい。

3 生徒の意欲を引き出す指導の工夫
 ・シラバスと評価規準を一体化させて、分かりやすくした。
 ・自主学習を促すために「楽々 学ナビ」を作成した。生徒の活用をさらに促したい。
 ・学習についてのアンケートを年2回実施し、結果を比較して生徒に示したことで、学習への意識も高まった。

4 その他
 ・研究主題にかかわる研修を多く持つことができ、指導者、生徒双方に「言語活動の充実」という意識が生まれた。
 ・今後さらに研究が充実するように、小中の連携を深めたい。

その他


10月「ドイツ カニジウスコレーク楽団交流会」

              
23日歓迎会の様子        23日 家庭科授業「おすし作り」   24日 書写授業「好きな字」

      
24日 交流コンサート(於:山添村 ふれあいホール)


11月 第39回 博報賞受賞…国語力向上をめぐる一連の取組に対して
     11月14日 東京都千代田区 日本工業倶楽部にて受賞
    


3月 「アナウンス講座」…元北海道放送アナウンサー 岸本尚実さんをお呼びして
  「心に響く話し方、伝えるということ」(スピーチ指導)