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山添村立山添中学校
 校長 山本 喜弘
  

  高原に育む 

  第29回目の入学式を迎え、16名の新入生が入学しました。全校生徒75名と教職員17名が一体となり、学校を活気づけています。これまでの地道な努力と地域の大きな支援により、教育活動全般にわたり成果を上げてきています。本年度は、「つながろう 広げよう 輝こう」〜生徒自らの発信を支える指導と機会の充実〜をキーワードにして、取組を進めます。

 生徒に期待することとして、
  1 何事にも高い目標を持って挑戦すること。そして、最後までやり遂げる粘り強さを持つこと。
  2 山添村の歴史や文化、伝統を引き継ぎ、さらに学習の成果を、自信をもって発信できること。
  3 勉強と部活動を両立させること。

 情報が交錯し、複雑な社会状況の中に身を置く生徒たちに、将来を自らの力で切り拓くことができる力を付けていきます。 


 ◎本校のモットー 「高原に育む」
 ◎本校の校訓   「自主・敬愛・剛健・献身」

   ↓ 具現化するための
 学校教育目標


 郷土を愛し、
 確かな学力と豊かな心を身に付け、    
 たくましく生きる人間の育成

                  
    生きる力

               
 
 日々の授業の積み重ねを大切にし、「知育・徳育・体育」の充実を図り、生徒や教職員はもとより、保護者や地域の方々に、「山添中学校って素敵やなあ」と感じ、誇っていただける学校づくりを目指します。そして、もう一度訪れてみたいと思ってもらえるような学校を創っていきたいと思っています。皆さま方のご指導と温かなご支援をお願いします。

 

 山添村は奈良県の北東部に位置し、三重県伊賀市や名張市と隣接する県境の静かな山 村です。本校の正面を南西から北東へ名阪国道が走るこの辺り一帯は大和高原と称し、古くは国中(くんなか)に対し、東山中と呼ばれてきた所です。村の主な産業は米作とお茶の生産で、大家族の家が多いですが、仕事を都市部に求める若い人の流出も多く、人口は減少の一途をたどっています。
 村には、縄文時代の遺跡や毛原廃寺跡、神野山や鍋倉渓、めえめえ牧場、布目ダム及び上津(かみづ)ダムなどがあり、歴史と景勝、伝承文化、豊かな緑と水に恵まれた所です。


平成27年4月24日更新