RC航空ページェント(11月3日)

星型5気筒250ccガソリンエンジンを載せた大型複葉機が離陸に向かう

文化の日に群馬県太田市で開催されたRC航空ページェントに行ってきた。
あまりラジコンをやらなくなってからもう10年ほどになる。
毎年何冊か雑誌「ラジコン技術」等を買っていつもやりたいという気持ちはあったが他の趣味に 時間をとられてなかなか再開できないでいた。
11月3日は文化の日、いろいろな行事が目白押しで佐賀バルーンフェスタ、RC航空ページェント、EPEの登山等があった。
この中からまだ見たことがなく、ぜひ一度行ってみたいと思っていたRC航空ページェントを選んだ。
11月2日20時自宅発。
途中、車中で4時間ほど仮眠して8時に太田市内の臨時駐車場に到着。
シャトルバスで会場に行く。
この催しは来場者が5万人ほどで模型界の催しとして世界的にも有数のものらしい。
8時半から15時までの間に次のようなプログラムが予定されている。

電動ヘリコプターのフォーメーションフライト

1. 電動プレーン
2. ユニークな試み(ドラえもんやポニョのヘリコプター等)
3. 小型電動ヘリコプター
4. 傑作スケール機
5. 往年の名機
6. スケールヘリコプター

飛行機でも楽々ホバリングをこなす

7. パイロンレース
8. アクロフライト
9. WWU(第二次世界大戦)の軍用スケール機
10. ジェット機
11. 歴代世界チャンピオンのフライト
12. フォーメーション・フライト

デモフライトを終え着陸したジェット機

デモフライトで驚いたのは小型電動ヘリコプターの3Dフライト(三次元飛行)だ。
3Dフライトというものは「ラジコン技術」などの記事で見かけるがイメージがわかなかった。
機体をブーメランのようにくるくる回したり、バックで宙返りをしたり、実際のヘリコプターではありえないような飛行を いとも簡単にやってしまう。
親父は本物らしく飛んでもらいたい方なので好みではないがその技術と機体の性能には本当に驚いた。
また、始めて見るジェット機の飛行はそのスピードと音ですばらしい迫力だった。
今は実機と同じようにヘリコプターでもジェット仕様のものがあることを知って、ほんの10数年ラジコンから遠ざかって いただけなのに浦島太郎のような気分になった。
ラジコン界でも技術の進歩の速さは驚くほどだ。

土手側にはメーカーやたこ焼きのテントが立ち並ぶ

それでも親父はやはり大型の複葉スケール機が悠々と飛ぶ姿の方が好きだ。
家には購入はしたものの製作していないキットも何機かあるし時間的にも余裕ができてきたのでそろそろ再開しようかなあ。
利根川の河原の会場には出店のテントがたくさん並び大勢のファンが入っている。
メーカーのテントには組立キットや部品など掘り出し物も多いようだがまだ今のラジコン界の事情もわからないので衝動買いを しても仕方がないとぐっとこらえた。

ここ太田市は中島飛行機発祥の地でそれは今も富士重工として続いている。
そのため、このイベントは太田市や富士重工などの後援や協賛を受け地元との協力関係も良いようだ。
並んだテントには産直の店もたくさん出ていていろいろな農作物が並べてある。
今回は模型の購入は諦めて山芋をお土産に買って帰る。

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