赤倉スキー場(1月13日〜1月15日)

妙高山 2454m

今回はかみさん同伴である。
家を金曜22時頃出て小布施で3時間ほど仮眠、時間を調整して8時前に赤倉ホテルにつきすぐ部屋に入れてもらった。
定宿にしているこのホテルはサービスが良く4種類の館内の風呂が楽しめるのでここ数年、年に1、2回は必ず行っている。
チェックイン、チェックアウト時間に関わりなく空いていれば部屋を気持ちよく使わせてくれるので残るかみさんはとても助かる。
ここか野沢温泉であれば、うちのかみさんも1日中風呂や街の散策で楽しめる。
かみさんは句作にふける?というつもりで出発した。

中学ジャンプ大会

親父の目的はもちろんスキー、スノボー1級取得のための練習である。
年末年始のKサークルの講習、検定でいろいろ教わったことが未消化だから納得いくまでやってみたい。
そこで赤倉ではスクールには入らずに滑るつもりだ。
雪は少ないが3,4日前に降っているから今までに比べたらだいぶいいコンデションになっている。
ジャンプ台では中学ジャンプ大会をやっていた。

スキー1級の検定種目には2級にはない不整地(つまりこぶ斜面)小回りがあるのでその練習が主になる。
2日間はスキーでこぶ斜面ばかり滑った。
やり方は本やDVDなどで頭では理解しているが体が思うように動かない。
頭で分かったとおり体が動くのなら天才だがこちらは並以下だからなかなか思うようにはいかないんですね。
こぶ斜面ではスキーをそろえて体を起こして滑るのが基本だがこぶで揺すられるとすぐスキーが開いてしまう。
リカバリーは得意だからめったに転倒しないが見られたフォームではない。
検定は何しろ形なのでこれをマスターしなければ1級は遠い。
どうしてもスキーを開いてしまうのを直しなおし、飽きずに滑ったがなかなかうまくいかないもんですねえ。
まだまだ何日か練習しなければならない状況です。

斑尾山と右手に野尻湖

3日目はスノボーに替えて5時間半ほど滑った。
カービングではエッジに乗ると腰が引けてすぐ暴走する。
そうすればスキーと違ってリカバーできずに転倒してしまう。
今シーズンは雪が少なく転倒するとショックが大きい。
こけつ転びつ頭を打ったり筋を延ばしたり痛い思いばかりでうまくなるまで体が持つか心配になる。
それでもスノボーはやっと3級の腕前だから滑れば滑るだけそれなりにうまくなる。
最後はカービングらしいターンも出来るようになった。(と本人は思っている)
この調子であれば2級は近い。
天気がよく向かいの斑尾スキー場、野尻湖、その奥に志賀高原などが眺められる。

かみさんはいつものようにホテルの風呂や街の散策で楽しんでいたらしい。
俳句の方は2句出来たといっている・・・何しろ寡作なひとですから。
出来た俳句をひねくり回し、こねくり回しているようですよ。
さらりと出来たということがないような・・・。
ここでも天才と凡人の差は大きいと感じます。

推敲中のかみさん

それでも二人ともそれぞれに満足して月曜の16時前、赤倉を出発。
いつものように黒姫まで30分ほど走って黒姫物産センターでお土産を買い、駅前のうまいそば屋でてんぷらそばを食べた。
黒姫を通ることがあったら18号線から黒姫駅のほうに寄り道をして駅の近くの信濃屋という大きな蕎麦屋によることを勧めます。
関西風な薄口しょうゆと違って黒々としたつゆに揚げたてのてんぷらを載せた天ぷらそばが実にうまい。
野沢菜や、赤カブの漬物も添えてくれてこれもまたおいしい。

これはもう何年も決まったコースでここに寄らないと我が家では赤倉に行ったことにはならない。
帰りも雪も渋滞もなく順調に走って22時過ぎにはもう我が家に着いた。
新潟も近くなったものだ。

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