フランス・アヌシーツアーU(7月5日)

エボジアでは標高1647mの牧場からTO、標高319mのLDまでゆったりしたフライトが出来た

午前は1時間半ほどかけてアルベールビルから20km先のモンランベールに行く。
まず、ランディングに行くと狭く一方に林、進入側にトウモロコシ畑がある。
見ているうちに1機のパラがショートして3〜4mトウモロコシの穂先をかきわけながらかろうじてランディングした。
モンランベールは落差が630m程度だから岩屋より130mほど高いだけで今度のツアーでは一番小規模なエリアだった。
パイロットがソアリングするのを眺めながらとくに昨日失敗した無線は慎重にチェックしてテイクオフ。
無難に飛んでランディング上空で旋回して高度処理。
狭いランディング場でも正一郎さんの誘導により難なく着陸。
湖畔のレストランで昼食をとり次のエボジアへ。

モンランベールでのフライト

エボジアは標高2484mで雪渓が見えるル・グラン・アルク山に続く山並の中腹にある。
ランディング場は広く、プレッシャーはない。
GPSにマークしてから、車で山をどんどん登り木がなくなったら牧場に着いていた。
この牧場では自家製のチーズを分けてくれるというので夕食などに食べようと造っている小屋に行って購入してみた。
直径20cmで厚さが5cm位の牛乳のチーズと直径12cmで厚さ4cm位の山羊乳のチーズ合わせて30ユーロもしない。
さっそく翌朝からサラダなどに使って食べたがこれはうまい!
安いなあ!


山羊たちの横にパラを広げてテイクオフ

牧場から飛び立って約1330m下のランディング場まで飛ぶので午前のモンランベールの倍ほどある。
途中、高圧線を横切るとか、教会を目印にしてなどと教えられたが親父の場合はソアリングせずランディングに向かうので 高度に余裕がありあまり気にならない
GPSの記録では、このフライトは飛行時間28分、飛行距離8.9kmだった。
ソアリングすれば親父の腕と機体でも1時間以上は滞空出来たと思う。
気流は穏やかでランディング上空に相当な高度で着いてしまいそうなのでトグルを放しデジカメを取り出し2枚空中撮影をした。
山間に見えるアヌシー湖が綺麗に撮れていたはずだった。


テイクオフ場を振り返ってみる

デジカメをポケットに戻して正一郎さんの誘導に従って旋回を繰り返し、場周飛行後ナイスランディング。
パラを絞ってたたんだ時デジカメがないことに気がついた。
多分、着地点だと思って探したが見つからない。 仲間も手伝ってくれてランディング場をだいぶ探したけれど結局見つからなかった。

だからこのツアーの写真はすべて仲間が撮った写真データを貰って使っています。
自分の視点で撮った写真でないのは残念だが撮った皆さんはパイロットだからソアリングして高いところから撮った景色など 親父では撮れない写真も多い。

皆さんありがとう!


この日の夕食は親父が持って行った三輪そうめんとサラダにビール、ワインなど和洋折衷なんでもありの料理だった。

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