タンデムフライト2回(7月23〜24日)

タンデムフライト : 前に初心者が乗り後ろのタンデムパイロットが操縦する

先日のチャレンジコースのときは風向きが悪く思うように飛べなかった。
今日はどうだろうか。
スクールに行くと先週は留守だった校長先生と会うことが出来た。
親父より2歳若いが世界プロスキー選手権出場、三浦雄一郎のエベレストスキー滑降に参加、ハンググライダーの 高高度世界記録を持っているなど経歴はたいしたものだ。
だがダジャレ、冗談が多くスポーツマンらしいなかなか気さくな人ですぐ親しくなった。

親父の初飛行のテイクオフ

午前中は前回同様、初心者専用練習場(グリーンパーク)でテイクオフの練習。
生徒はチャレンジコース(1日体験コース)の女の子が3人と今日からベーシックコースの人が親父を含め2人の5人である。
昼食に行く前に校長からベーシックコースの2人は午後、タンデムで岩屋山からフライトするといわれた。
えっ!10日間ぐらいはテイクオフの練習かと思っていたがもうタンデムで飛べるのか。
ベテランに交じってワゴン2台で岩屋山(標高718m テイクオフは630m)に登る。
親父を乗せてくれるタンデムパイロットはフランス選手権などでも優勝経験のある校長の息子だ。
テイクオフ時の指導を受けて装備のチェック。

風を感じながら飛んでゆく

合図とともに斜面を駆け降りるともうフワッと浮いている。
ウワー気持がいい!パラグライダーの滑空とはこんな感じなのか。
速度はそんなに早くないので頬に当たる風も心地よい。
尾根を吹きあがる風にのってゆったり旋回する、トンビはこんな気分で飛んでいるのだろうな。
親父はデジカメで写真や動画を撮って楽しむ。
今日は上昇気流が弱く高く昇ることはできなかったようで30〜40分ぐらいのフライトで着陸地点に向かう。
着陸の要点を解説しながら正確に着陸地点のマークの真ん中に着地。さすがチャンピオン!
この後またグリーンパークへ戻ってテイクオフの練習で駆け回った。

翌朝、スクールに行くと「今日はあまり条件が良くないが飛べるかもしれない、行ってみましょう。」
ワゴン一台に7人が乗って岩屋山へ向かう。
今日は校長先生がタンデムパイロットだ。
だが、風が弱く、時にはフォローになったりしてなかなか飛び立てない。
20分ほど待った時まあまあの風が来たのでテイクオフ。
やはり上昇気流が弱く飛行時間は多分15〜20分程度と思うがスクール上空を飛び、初心者練習場のグリーンパークも見えた。
今日は良い風が吹かなかったようでテイクオフできたグライダーは我々のほかは1機だけで他の人はワゴンで降りてきた。
午後からグリーンパークでテイクオフの練習をした時も風向きが悪く練習できたのは3本ほどだった。
あせらず風待ちをする皆さんを見ていると、登山以上に気象の影響が大きいスポーツであることが実感としてわかってくる。
いつもバタバタしている親父もこのやり方に慣れなければならない。
今回のスクールは思いがけず2回もタンデムで高高度フライトを経験でき楽しかった

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