タンデム講習(7月22日)

サーマルを求めてソアリングしたタンデム講習の軌跡


朝、1回飛んだあと正一郎さんから「タンデム講習をしましょう。」と言われた。
親父もそろそろソアリング技術を習得しなければならない時期に来ている。
ソアリングテクニックはテキストで読むだけではなかなか細かいことまでは分からない。
タンデムでベテランパイロットがどういう操作をしているか実地で詳しく教わることはこれから役に立つだろう。

今朝、一回目のフライトはサーマルが弱くベテランパイロットでもソアリングは難しいようで皆さん早々に降りてきた。
正一郎さんは1時間飛ぶと宣言して親父を乗せてテイクオフしたが、朝一同様、なかなか強いサーマルがない。
高度をかろうじて保っている程度で苦労している。
途中で親父にトグルを渡してソアリングや旋回などの要領を教える予定だったがなかなか余裕のある高度にならない。
それでも正一郎さんはフランスツアーで優勝したほどの腕だからなんとか1200mの高度を獲得して安全山から五台山を目指した。
だがそのあとは良いサーマルがなく五台山に届かず、結局、TOから7kmほど離れたサークルK近くの空き地にランディングした。
飛行時間は1時間8分、飛行距離は約40kmで、操作テクニックの指導時間が取れず、この渋い気流の中サーマルを探してソアリングする 気合いのようなものを感じるタンデム講習になった。

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