大震災  (3月11日)

ゲレンデを離れ林間に入ると深雪が楽しめた


寒波が来て積雪がありそうな予報が出ているので、2日間の予定でダイナランドに行くことにした。
スキー場に着くと駐車場付近で5センチほどの粉雪が積もってまだ積もりそうだ。
上部では25〜30センチ、パウダースノーが積もって素晴らしいコンディションになっていた。
今回はスキーとスノボーどちらもやるつもりで1日目はスキーにした。
最初の内はおとなしくゲレンデ内で楽しんでいたが魅力的な林間コースが目に入ったのでそちらに入った。
こんなパウダースノーの深雪で滑るとやはり親父のオールラウンドスキーでは浮力が足りない。
自分の技術不足を棚に上げてこの間スポーツ用品店で買おうかとだいぶ迷ったオールマウンテンタイプのスキーがほしくなった。
スキーも次々に良いものが出てくるし、親父のスキーはもう6、7年使っているのでそろそろ乗り換えたくなっている所為もある。

ゲレンデでもパウダーが楽しめる

そんなことを考えながら滑っているたら3時過ぎに、場内放送のディスクジョッキーが「気になるニュースが入ってきたのでお知らせします。」と東北地方の速報と地震の震度などを流し始めた。
聞いていると最大震度7、盛岡辺りでも震度6などと言っている。
阪神大地震の時、奈良の震度は4強だったからちょっと信じられない数値だ。
ディスクジョッキーはネット等で調べて放送しているようだが次々と流される情報がどうもただ事ではない。
スキー場には一般テレビ局の放送を見られるところはないのでスキーを仕舞ってダイナランドから15分ほどの「牧華の湯」温泉の休憩室のテレビを観た。

まだ、津波の画像などは後に放映されるような息を呑むようなものではないが大災害であることはすぐ分かった。
かみさんに電話したら盛岡などに掛けているが電話は通じないと云う。
今、安否の確認などはしなくてもいいから余分な通話はしないように伝えて帰ることにした。

その後、確認したところでは、東北、関東に住んでいる親父の知り合いの人たちは比較的被害の少ない内陸部に住んでいるので、幸い怪我などをした人はいないようだ。
それでも、それぞれに被害があり大変な経験をされているようだが頑張っている。
今は何もできないので早く復旧することを祈るのみだ。

ホームへ戻る