深雪を楽しむ(3月12〜13日)

緩斜面で深雪にはまり込み動けなくなった人達、特にボードでは再滑走は難しい


予報どおり夜から降り始め、ダイナランドでは30〜50cmの積雪がありまだ降り続いている。
深雪ということになればスキーよりスノボが楽しいからスノボを持ってゲレンデに出る。
1本目は圧雪されたコースを滑って足慣らし。
次にβライナーで登ってスカイラインBコースに行った。

ここは全く圧雪されていない。
ほとんどトレースがない急斜面に突っ込んだら予想外に雪が深く、あっと思った時は転倒していた。
2度転倒して緩斜面にまで来たが今度はボードが雪に潜り込んで止まってしまう。
体を前後に揺すって少しずつボードを前進させ、20分ほどかけてやっと次の急斜面に入って滑りだしたがすぐ転倒。
転倒すると深雪で起き上がることもなかなか思うようにゆかず体力がいる。
この1本に多分40〜50分は掛って熱くなってやっと滑り下りた。

ギブアップして歩いて下るボーダー、スキーヤー

これでは情けないのでもう少しこなしやすい斜面を求めて高鷲スノーパークに移動して深雪の練習をした。
昼食のためダイナランド側に戻り先ほどのスカイラインBコースに行くと親父がてこずった緩斜面に入り込んだ人が7、8人見える。
深雪に埋まって再滑走出来ないのでボードやスキーを外して歩いて下るようだ。
前日まではずっと積雪がなかったので30〜50cm下はアイスバーンだから歩くことは難しくないようだが悔しいだろう。
親父は少し急斜面を残したところで止まってそのシーンを撮影してから思い切ってノーズを浮かして緩斜面を滑って行った。
止まってしまえばそれまでだからスピードを落とさないよう、絶対転倒などしないよう頑張って長い緩斜面を滑り切って急斜面にたどりついたときはほっとした。

急斜面に入った時には体重をいっぱい掛けていた右足がパンパンになっていたのでそこで止まって休憩。
しばらく上を見ても滑ってくるボーダーもスキーヤーもいない。
この時、もし見ている人がいたら親父はどや顔になっていたろうと我ながらおかしかった。
こんな風に1日中ボードで深雪を練習し、翌日はスキーに変えて残っている深雪を探して楽しんだ。

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