テレマーク(1月24〜25)

アタッチメントを取り付けると踵が上げられテレマーク姿勢がとれる


EPEのAさんから冬山の誘いを受けた。
28日マキノスキー場でキャンプして29日に赤坂山に登る計画だ。
えっ!マキノスキー場なんてまだやっているのだろうか。

調べてみたらリフトはないが全長102m足らずのベルトコンベヤ式の登坂機がありファミリースキー場として営業している。
また、流行りのスノーシューでトレッキングも出来るし赤坂山にもガイドするツアーがあるようだ。
山スキーで赤坂山から寒風山を回った人のブログ等もあった。
それを読んでいたら28日はスキーで単独登頂、29日はAさんたちとワカンで再度、赤坂山に登れたらと夢が膨らんだ。

踵部のストッパーを斜度に合わせ変える

アルペンスキーのビンディングに取付けてブーツの踵が自由に上げられるようにするアタッチメントやシールを10年以上前に買ったが試験的に1回使ってみただけだ。
この機会にちょっと練習して使ってみよう。
24日、ダイナランドに来て軽い気持ちで午前中はテレマークの練習をしてみた。
ところがゲレンデはずっと降雪がなかったようでアイスバーンになっている。
無理にテレマーク姿勢をとっても前足で必死に支えているような感じで疲れる。
午後はシール登行の練習。
普通なら斜行してキックターンを繰り返すのだがアイスバーンなのでエッジが立ってしまってシールを利かせることが出来ず、滑って進めない。
無理に直登すると急斜面はシールも効かない。
かといって踵が上がってしまうのでエッジが滑って階段登行も開脚登行も出来ない。
少し意地になって900mあるガンマーライナー(リフト)の出口まで急斜面は腕力で汗を掻きながらなんとか直登で登り切った。
この登りの悪戦苦闘に時間がかかりスキー場はライトが点き始め終了となった。

ホテルレガシーに戻り夕食を食べた頃から股関節の辺りに違和感を覚えた。
トイレに行こうと思って歩き始めたら激痛が走ってしゃがみこんでしまった。
筋を延ばしたり、くねったような覚えはないのであまり使わない筋を急に酷使したせいなのだろう。
動かさなければそれほどの痛みはないがだんだん動かすことが難しくなってゆく。
これでは翌日の練習などとても無理だ。
午後から降り始めた雪が大雪になりそうなので深夜になって帰ることに決めすぐ出発した。
赤坂山に行くまでに4日しかないが回復するだろうか。

ホームへ戻る