星田園地(1月9日、11日)

9日と11日に登ったり下ったり歩き回った軌跡を重ねました。

この暖冬で関西のスキー場は軒並みスキーができない。
滑走可のところも人工雪で何とか滑らせている状態だから親父は全く行く気にならない。
正月が過ぎて一度も滑らないのは何十年ぶりだろうか。
親父自身も20日ほど前には入院していたのだから筋力は落ちているし体は本調子ではないので長野あたりまで行く元気もない。
それでもクロベを連れての散歩でだいぶ回復したと思うので次のステップとして近くの星田園地を歩くことにした。

星のブランコ、人道つり橋としては日本最大級らしい

1月9日

家から大阪方面へ15分ほど走れば星田園地に隣接した飯盛霊園があり奥の駐車場に車を止めて歩き始める。
30分ほどでやまびこ広場に着く。
いつものように星のブランコを通ってピトンの小屋前のフリークライミングを見物。
10数人のクライマーが遊んでいる。

広場では大きな望遠レンズを付けたカメラを三脚に据えている人がいる。
撮りたい被写体が来ないようで暇そうにしている。
聞くとハヤブサを狙っているという。


星田カップを毎年開催するフリークライミング・ウォール

「まだ現れませんがハヤブサは絶滅危惧種で少ないのです。」
「私は槇尾山でカラスと喧嘩しているのを目撃しましたがそんなに珍しいのですか。」
「国内では1000羽以下と推定されていますよ。」
釧路湿原に行った時はタンチョウヅルが1200羽まで増えたと聞いたがそれより少なくなっているらしい。
槇尾山で見た時はそれほど珍しいものとは思わなかったがなかなか見ることができないシーンだったようだ。

この後ピトンの小屋からやまびこ広場まで登り返し、また別なルートで下る。
山とスキーのための体力回復が目的なので適当に汗をかく程度に園内を歩き回って車に戻った。
歩行距離7km、2時間、いい運動ができた。


1月11日

風は冷たいが今日も晴れている。
今度は生駒山にしようかと思っていたが楽に車で行けるので又、星田園地にした。

いつも通りではつまらないので飯盛霊園の境界からすぐ右折して園の管轄外らしい道に入る。
しばらく送電線の点検道のような道をたどっていたら踏み跡が消えてしまった。
少し先には管理道があり迷うこともないので藪漕ぎする。
冬だから藪漕ぎも急斜面も苦にならない。
棘にてこずったりしたが管理道まで強引に下り切った。
おかげで筋力やバランスの回復にも自信が付いた。
これなら山やスキーも心配なさそうだ。


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