この夏、我が家はクロベを中心に回っている。
すっかり足腰が弱ってすぐ転ぶようになりついに自分で立ち上がれないようになったのは3ヶ月程前だった。
白内障も進んだので花壇や庭の茂みの中に入り込んでしまい出られなくなる。
そうなると昼夜を問わず悲鳴に近い吠え方で助けを呼ぶ。
ほとんど吠えることのない犬だったので声帯は若さを保っているのかよく通る高い声で鳴き続ける。
昼はまだましだが深夜に吠えられると近所迷惑なので就寝中でもすぐ起きてクロベの介護をしてやらなければならない。
その後、すぐ眠ったらいいがなかなかそうはいかない。
食事、排せつなど完全介護のクロベ |
寝たきりになった時から部屋のクーラーが効く玄関に入れドアを閉めると深夜吠えてもあまり迷惑にならない。
人もクロベもストレスがなくなったがせっかく買ったスポットクーラーが活躍したのは一ヶ月弱だった。
今後使うことは考えられないので作業場で利用してくれそうなかみさんの友達にあげた。
犬も寝たきりになると褥瘡(床ずれ)が出来、どんどん大きくなってその手当もなかなか大変だ。
それでも今はペットシーツのいいものがあるので大小便と褥瘡向けに別のペットシーツを使い、日に何回も変えてやっている。
幸い、家族3人は元気なので食事、寝返り、大小便の世話も適当に分担してやる完全介護です。
親父が寝たきりになってもこれほどの介護はまず受けられないだろうな。