野沢温泉スキー場(12月31〜1月3日)

スノボー1級合格!!

いつも初詣する湯澤神社だがあまりの雪に参詣する人も見当たらない

今年は暖冬という予報だったが親父が高鷲に行った時の大雪から天気の様子が変わった。
大晦日から元旦にかけても大雪の予報が出ている。
師父さんと30日晩出発して大晦日の朝7時に民宿「かずみ」に着いた。
野沢は高鷲周辺に比べたら雪は少なく駐車場にも殆ど雪がない。
宿にはいつものメンバーが集まっているがどういうわけか今年はだいぶ参加者が少ないようだ。

講習期間中このように日がさしたのは珍しい

着替えて柄沢ゲレンデに登り開校式がある。
親父は一級検定を受検する予定なので同じように受検を予定している3人の受講生の班に入った。
指導していただくのはM指導員。
このツアー前に高鷲スノーパークで4日間練習したがいまだにカービングが出来ていない。
いろいろ荷重や角付けを変えて試しているのだが親父のシュプールはいつも20cm以上スライドしている。
これでは一級合格はおぼつかないがバッジテスト基準が改定になったのだから今後の参考のためにも受けてみよう。
講習開始後天気予報の通り雪が激しく降り始めた。

車は全く埋まって掘り出すのに3時間かかった

講習でM指導員から荷重を前に置きすぎと指摘された。
体が遅れることがないよう前に前にと意識していたがこのポジションが悪いらしい。
荷重をセンターにおいて手を広げてヤジロベエのように揺れる。
これに合わせ目線を旋回方向に先行させてゆく。
すると「オオ!」なんだかカービングしているような感じだ。
振り返ってシュプールを見るとくっきりと一本のエッジの跡が続いている。
「こういうことか」

期間中雪は降り続け気温も低かった

判ってしまえばあとは慣れるだけだ。
今までのようにああでもない、こうでもない等と迷っているのと違うからどんどん滑ってスピードに慣れてゆく。
ポジションが良くなったせいかコブなどでもつまらない転倒をすることが少なくなった。
新しく出来た種目「フォワード&バックワード」がよくわからないが技術的に難しいことを要求しているわけではないから 何とかなるだろう。
そんな状態で最終日の検定に臨んだ。
スノボー一級の検定種目は3種目ある。
「フォワード&バックワード」を無難にこなし「グライディングミドル」も「グライディングショート」も大きなミスなく滑り終えた。

コブ斜面を前に一休みする師父さん

前日までの3日間の講習で急にカービングが出来るようになったばかりだからこの程度できれば上等だ。
それでもこれまでの一級合格者の滑りに比べるとレベルが低い滑りと自覚していたから本番は次回の検定と思っていた。
ところが「合格」と発表された。
「えっ!」
スキーとスノボーで一級を取ると宣言してしまってから4シーズン目の初めに、もっと難航すると思っていたスノボー一級がなんだか あっけなく取れてしまった。
大願成就ということになるなあ・・・。

閉校式が終わり午後から師父さんとまだ降り続く新雪の中を滑る。
だいぶ親父の巡航速度は速くなり難しい斜面でなければ師父さんのスピードに付いてゆくことが出来るようになった。
エッジに乗ってカービングして滑る感覚は気持ちいいものだ。
M指導員、O指導員の講習を受けなければまだカービングは出来ていなかっただろう。
大雪だけにゲレンデはいつも柔らかく転倒の不安もなく思い切った練習が出来たのもよかった。
たしかに自分でもこの野沢温泉スキー場の4日間でずいぶん進歩したものだと思う。
今シーズンはまだまだ長い。
高鷲スノーパークのシーズン券を持っているのだからスキーもスノボーももう少し技術に磨きをかけ楽しもう。

ホームへ戻る