お正月ツアー(12月26〜1月3日)

斑尾高原スキー場で妙高山をバックに師父さん(右)と親父

恒例のKサークルお正月スキーツアーは1日縮まって31日から2日までの2泊3日となった。
もっと遊びたい師父さんと親父は26日出発することにした。
千曲川を挟んで野沢温泉スキー場の対岸にある戸狩温泉スキー場で3日間滑り4日目から野沢で滑る予定だ。
今シーズン、彼はもう14日間も滑っているという。
親父は今シーズンも高鷲スノーパークとダイナランドの共通シーズン券を購入しているがまだ1日も滑っていない。
現役サラリーマンと毎日日曜日の親父なのにこの差はなんだ。

戸狩スキー場では懐かしい1人乗りのリフトが現役

26日午後9時出発。
前日、泊まる予定のペンションから「雪が少なく戸狩スキー場は上部が滑れない。それでも来ますか。」と確認の電話があった。
いまさら変更も出来ないから「行きます。」と伝えてある。
予報では寒波が来て雪が降ることになっていたが走行中まったく雪は降らず長野市辺りでも雪は見られなかった。
途中、4時間ほど仮眠して8時半に戸狩スキー場に到着。
雪が少ない。
野沢は上部のやまびこゲレンデからも滑れるという情報があるので野沢に移動することにした。
これは正解で確かに雪が少ないがブッシュや転がっている石に注意をしていれば問題なく日陰ゲレンデまで滑走できる。

宿の玄関前に集まったKサークルのメンバー

親父のボードの技術ではこんなコースを師父さんのボードのスピードに付いてゆくことは難しい。
1日目はスキーを選んだ。
それからは雪と変化を求めて2日目は斑尾高原スキー場(スノボー)、3日目は野沢温泉スキー場(スキー)、4日目は戸狩温泉 スキー場(スキー、スノボー)と毎日行く先と道具を変えた。
おかげでこの辺りは北陸や東北に比べ小雪だったがあまり不満もなく楽しむことが出来た。
そして31日から3日間はKサークルお正月ツアーで野沢温泉スキー場である。
新しいKサークルのユニホームが出来、親父もそれを買ったので着る。
このシーズンはスキーをメインに技術を磨くつもりなので講習はスキーを申し込んである。

親父も新ユニホームを着た(ちょっと派手!)

Kサークルの検定付きのツアーでは必ずスキーかスノボーの検定の予定があったのでそれなりにプレッシャーがあったが今回は 講習だけなので気楽なものだ。
最近SAJの指導要領が変わったようで講習では内スキーに乗りこんでターンをするということが強調された。
いろいろな滑り方で理解できるよう教えてくれるのだが親父は長年外足荷重でやってきたからなかなか体がいうことを聞かない。
出来たかなと思ってもすぐ外足荷重でターンしてしまう。
YG指導員が一生懸命教えてくれるのだがなかなか直らない。
2日間の講習が終わるころに見かねたYS指導員からさらに別な方法で教えてもらった。

シュナイダーのコブ斜面(見かけほどではない)

両スキーを開いて水平に置きゆっくり先落としをして内足に荷重をかける。 外スキーは内スキーに遅れないようにする。
多分これだけのことだろうが外足荷重にどっぷりつかっている親父は内足荷重を保ちながら内足を曲げ込んで行くことが難しい。
指導される通り素直に内足に荷重すればいいのだがなかなか出来ないでついに暗くなってタイムオーバー。
それでも何となく出来てきたようだ。
翌2日は1級の検定があり親父はスターターとして手伝うことになった。
ゴールの検定員からのトランシーバーの指示で前走者、受検者をスタートさせる。
天気が良く今回の受検者は二人のみだったので順調に終了した。

閉校式が済んでから師父さんとフリーで滑る。
昨日教わったターンの方法に出来るだけ近づけるよう注意しながら滑ると今までの外足荷重でカービングするターンに比べて足への 負担が少ない。
内足荷重で倒れこむことにも少し慣れ、スムースに動けるようになったと思う。
なあるほどと納得しながら気持よく滑った。
だが、やまびこゲレンデからシュナイダーコースを通って日陰ゴンドラまでのロングコースを3回ほど滑ったらもうリフトの運転終了時間が来た。
今シーズンは高鷲、ダイナランドでこの技術をマスターしよう。
YGさん、YSさんありがとうございました。

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