プライマリーパイロット(10月19〜20日)

砂浜にランディング態勢に入った親父

19日

前々回、プライマリーパイロット(岩屋のエリアでは自分の判断でフライト出来る)の認定を受けた。
1年あまりでプライマリーパイロットに成れたのは思っていたより早かったが、あと1年ぐらい頑張ればパイロットになれるだろうか。

朝、スクールに到着すると岩屋山に登る道路の路肩が崩壊し復旧工事でTO(テイクオフ場)に登れないということだ。
急遽、舞鶴の神埼フライトエリアまで行って飛ぶことになった。
神埼フライトエリアではJPAの「セーフティトレーニング2010」が開催されTAKパラグライダースクールのパイロットやインストラクターも 参加している。
パイロット章を持っている人のための高度な技術の講習会だがその見学も出来るらしい。

講習会のフライトを見学する

2台の車に分乗し11時に舞鶴に着きすぐ浜辺のランディング場を確認する。
狭い砂浜だが距離があるのでプレッシャーを感じることはなさそうだ。
そのあとTOに登る。
海が目の前に広がったTOは岩屋山とは違う素晴らしい雰囲気がある。
TOでは10人ほどがパラを広げてテイクオフの準備をしていた。
マヌーバ(曲技飛行)の実習なので海上には墜落に備えてインストラクターを乗せた漁船が待機し、講習を受けているパイロットたちが緊張して飛び立ってゆく。
我々は普段は見られない大きなピッチングやフルストールを感心して眺めていた。
やがて受講生が全員テイクオフしたので我々も準備をしてベテランから飛び始める。
海上を飛ぶのは初めてだが穏やかな海風なのでゆったりと景色を楽しみながら飛ぶことが出来た。


20日

昨日のフライトはファーストソロフライトから数えて99フライト目だった。
風は弱く曇っているのでサーマルはありそうにない。
思った通り記念すべき100フライト目はぶっ飛びになってしまった
その上、LD(ランディング場)の風が北風でダウンブローが強くLDにやっと届くギリギリのランディングでひやっとした。
岩屋のLDは北風の時は風向が定まらずダウンブローもあって難しくなる。
101フライト目もLDはうまく決まらない。
まだまだパイロットになるまで練習をしなければいけないなあ。

102フライト目は校長の誘導で初めてフィギュアエイト(8の字飛行)、ピッチング、ローリングを練習する。
昨日の神埼のマヌーバのように大きな動作ではないが安定して飛ばすことから積極的に操縦するアクティブ操作の初歩を体験できた。
これもパイロットの重要な技術だ。

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