ハイクアップ(12月6日)

登山口からTOまで307mを45分で登り、TOからLDまで448mを13分でフライトした

いろいろな用事を片付けたり、風の様子を見てちゅうちょしたりで、いつの間にかひと月以上パラから遠ざかっていた。
3週間もやっていないと一発勝負でやり直しがきかない瞬間があるテイクオフは自信がなくなる。
それがひと月以上のブランクになってしまったのだから拙い。
たまたま6、7日は岩屋山のTOに登る車道が工事で閉鎖されることがTAKのホームページで流されていた。
今回はGP(練習場)で立ち上げ練習をして過ごすつもりだった親父は皆が飛びに岩屋山に登るのを悔しい思いをして見送ることはないのでむしろ好都合だった。
飛べないと云うニュースで何時もの火曜日組は皆敬遠したらしい。
TAKに今日登校した人は親父を含めてわずか3人。
インストラクターの正一郎さんと話をしているうちに車道がだめなら山道をハイクアップして飛ぼうと云うことになった。
フライト出来ることになれば短時間でTO(テイクオフ)の感覚を取り戻さなければならない。
午前中のGPでの立ち上げ練習は気合が入った。

登山口に立った正一郎さんとNさん、さあ行くぞ!

幸いひと月前にベテランパイロットのTさんに加古川の河川敷で立ち上げを指導してもらってから家でも時々イメージトレーニングをしていたのが役に立った。
午前中の練習でいい立ち上げが続けて出来たので安心して出発した。
正一郎さんとパイロットのNさん(細いけれど弓道錬士の助産師でパワフルなひと、スキー、スノボーもこなす)と親父の3人で中学校横の林道を登山口まで車で送ってもらい登り始めた。
親父のパラザックは山沈セット(カラビナやロープ類)を下ろし軽量化して17.5kgだったからお茶を加えて18kgぐらいだろう。
ひたすら登るだけだがこの気候なので汗もそれほどかかず45分で登り切った。

穏やかな東風でまずNさんがテイクオフ。
続いて親父がテイクオフ、このところずっと拙いテイクオフが続いていたが練習の成果が出て今回は良かった。
気分良くメインランディングに向かって飛んでゆくと正一郎さんがもう飛び出して追いついてくる。
さすがにTOの準備が早いと感心している間にスパイラルで急降下を始めた。
下にはノンちゃん先生がいるが先回りをして親父を誘導するつもりらしい。
正一郎さんの誘導で親父もスムーズにランディング、13分間の良いフライトだった。
ちょっとしんどいがハイクアップして飛ぶ、こんなXアルプスのようなスタイルのフライトも楽しい。

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