左腕に力が入らない(7月2日)

ごく一部の筋力が落ちているだけなのでリバースで立ち上げたりする時は全く支障ない

前回(6月4日)はまだ左腕を高く上にあげる方向に力が全く入らない状態だった。
それでも5月の南ア・易老岳〜加加森山に行った時よりだいぶ回復した。
手を上げるような方向で力が必要な事はパラの操作上はあまりないと思ったので飛び行った。
ところがテークオフで腕をW型に構えてパラを立ち上げしようとしたら左腕が荷重に負けて簡単に伸ばされてしまった。
その時は穏やかな良い風が吹いていたのでそのままパラは立ちあがりテークオフしフライト出来たがこれはあぶない。
その日はリフター(フライトをする人をTO迄運ぶ車を運転する役。スクールスタッフが足りない時は練習生等が適当に手伝う。)をやることにして以後のフライトは止めた。

それから約1カ月、右腕の2〜3割ほどの力まで出るように回復したので出かけた。
予想していた通り、フライトには少し風が強かったので練習場での立ち上げ練習になった。
ところが前回より少しましにはなったが左腕は立ち上げ時の荷重に耐え切れず曲げていた肘が伸ばされてしまう。
「う〜ん、まだ駄目か。」
その後は校長先生のアドバイスで初級機を使って練習したり、リバーステークアップやミニパラをやったりして過ごした。
この腕はまだしばらく回復に時間がかかりそうだ。

ところでXalpsに出場する正一郎さんは、2011年の大会で1日目にトップになりながら高度制限違反で失格した扇沢さんのチームと、約1カ月前から現地で練習や調査を続けている。
昨日はオーストリヤのダハシュタイン氷河を空と氷河上から調査したらしい。
Xalpsのスタートは7月7日に迫ってきた。
前回(2011年)は世界中から選抜された出場者30名中ゴールに到達できたのは2名のみ、という過酷なレースだった。
今回はさらに厳しいコース設定のようだが日本の扇沢チーム、只野(正一郎)チームが活躍する事を願っている。
皆さんも下記のHPを見て応援して下さい。

http://www.aerotact.co.jp/news/2013/xalps2013/towa.html

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