白いスズメ

このように少し黄味がかっていたが全体にもっと白かったと思う

最近のクロベとの散歩は早く明るくなるので5時20分前後に出発して1時間半から2時間ほど歩き回ることが多い。
コースは毎日変えているがこの日は隣の住宅地「光台」を散歩した。
住宅地北端の川端を歩き、パナソニック先端技術研究所とけいはんなプラザの間を抜けて住宅エリアを歩いていたらそれがいた。

道路上にスズメが2羽と少し離れて白い鳥が1羽いる。
見たことがない鳥だと思いながら近づいてよく見ると色は白いが形も動きも全くのスズメ。
色は文鳥のように真っ白ではなく、白熊のように少し黄味がかっている。

畑に使う支柱を引き出したら青大将が付いて出てきた

ああ、アルビノだなと思ったが野生の生き物では初めてみる。
まだ、6時過ぎなので人は歩いていない。
それほど警戒していないようでクロベと7、8mまで近づいても飛んでゆかない。
傍の家の庭に入って出てしばらくして他の2羽と飛んで行った。

ゆっくり観ることができたがカメラがなかったので写真を撮ることはできなかった。
上の写真はネットを探して見つけた一番よく似た個体です。

アルビノ(先天性色素欠乏症、白子)は人では2万人に一人程度の発現割合らしい。
いままで聞いたことはなかったからスズメではもっと珍しいのだろう。

ひと月ほど前、物置の後ろに片付けて置いた支柱を取りだそうとしたら大きな青大将が付いてきた。
ここに越してきてから35年、我が家もだいぶ古くなって蛇も住めるようになったようだ。
アルビノの青大将であれば神様のお使いだから特に丁重におもてなしするのだが・・・。
そっとしておいたがあれから見かけることはないのでどこかへ行ったのかな。

ホームへ戻る