ハチ高原スキー場で中学校のスキー実習のイントラをした。
親父はこれでイントラは5回目だからだいぶ慣れた。
今回は上級者(雪国とは違うので自己申告でスキー経験のある生徒たちという程度らしい)10名を指導することになった。
滑らせてみると案の定、プルークボーゲンも満足にできないが転んでも何とか自力で立ち上がることはできる。
午前中にゆるい斜面で階段登行とボーゲンの練習をして午後にはすぐ林間コースに連れて行く。
次は高丸リフトの中間駅まで上がってトレイン(インストラクターについて列を作って滑ること)で滑らせる。
運動神経のいい、やる気のある子供たちで上達が早い。
午後には何とかトレインが崩れずボーゲンで降りてゆくところまでできた。
生徒たちの宿付近で積雪20センチほど |
他のグループはほとんど登ってこない。
この難しい雪のなか手袋が搾れるほど濡れながら千石平リフトを使ってトレインで何度も降りては登り練習した。
翌日は雪も上がり、気温は下がってずっとましなコンディションとなった。
昨日の成果が出て生徒の動きがいい。
シュテムターンも楽にこなして午後にはトレインのスピードや流れが素晴らしく良くなった。
最後はゲレンデが開いているのを見澄まして長距離のフリー滑降をさせた。
皆喜んで歓声を上げて滑ってゆく。
親父もこの講習は今までで最高の出来だったなあと満足感に浸った。