大転倒(3月15日)


リフトを降りたら猛吹雪なのでフリーズしたようなボーダーたち

奥伊吹スキー場に7時40分到着。
天気は荒れ模様で駐車場でも5cm程度の積雪がありまだ積もりそうだ。
午前中はスノボで滑る。
今日の雪はあられ混じりですごく滑りが悪い。
強い風で吹き溜まった雪に突っ込むと急ブレーキがかかる。
今シーズンスノボ2日目だからまだ動きがぎこちないのでこれはつらい。
来シーズンはもう少し練習の回数をふやさなければスノボが滑れなくなりそうだ。
フォームを思い出しながら無理しないようゆっくり滑る。

昼食後スキーに履き替えた。
午後は風がさらに強くなってきた。
第5トリプルリフトを降りると猛烈に吹雪いてリフトから降りたボーダーやスキーヤーが動けないでいる。

風が冷たく久しぶりにファイスマスクをつけた

こんなところで止まっていては冷えるだけなのできつい風がコースを吹き上げる中スタートした。
風に押し戻されそうなので体を丸めて3ターンしたころは急斜面になりスピードも上がった。
気持ちよく4ターン目にかかった時、急に視界がぼやけて体が浮きアッと思う間に転倒した。
頭から突っ込むように転んで右スキーが外れとんだ。

やっと止まって見回してみるとゴーグルやメガネは外れかけていたが体は異常がなさそうだ。
後から来た若いスキーヤーが親切に外れたスキーを運んできてくれた。

こんな大転倒は多分10年以上経験していない。
考えてみると吹雪で雪が舞いホワイトアウト状態の時、突風にあおられてバランスを崩したと思う。
70過ぎの親父と思えない過激な転び方だったから怪我がなかったことは幸運だった。

その後、体の具合を確認しながら力を抜いて深回りで滑った。
その時、内足をたたみ込んで外足を押し出すというカービングターンのフォームがすっと出来た。
思い切って内足をたたむと深い角付けも楽にできズレがなくいい感じだ。
丸山貴雄さんの教えるフォームはこれかな。
講習でもできなかったがやっとコツをつかんだ気がする。
ひょっとしたらこれが今シーズン最後のスキーなるかもしれないから忘れないよう繰り返し練習した。


ホームへ戻る