７月頃までは元気だったが好きだった猫缶もあまり食べなくなってどんどん痩せてきた。
かみさんがなんとか栄養を付けようと好物のマグロやブリなどの刺身を小さくちぎってやるとよく食べた。
やがてそれも難しくなって１５歳とか１８歳用猫缶の餌をさらに乳鉢で擂って水で薄め、以前よりずっと小さなシリンジで与えた。
トイレには死ぬ１日前までねこドアを通ってふらふらしながらも自力で行っていた。
そんなにして頑張ったタイだがついに老衰で力尽きた。
もうすぐ２０歳になるところだった。
賢く勇敢で思いのままに生き抜いた猫だったとうらやましく思う。
ファミリー葬で庭のしだれ梅の根方に葬りました。