高鷲スノーパーク(12月23日)

この中にスキーヤーは何人?

今シーズンの2回目は高鷲スノーパークにした。
前回の白鳥ウィングヒルズとは30分ほど離れたところにある白鳥の3倍ぐらいの規模のスキー場である。
白鳥ウィングヒルズはフレークアイスだったがこちらは人工降雪機による人造雪である。
つまり、冷やした水と空気を霧状にして低温の空気中に噴霧して雪を作る訳だ。
人工降雪機による人造雪は気温が下がらなければ出来ないところが欠点であるが、 欠き氷のようなフレークアイスよりずっと雪に近い。
アスピリンスノーまではいかないがまあ雪といってもいいものが出来ている。

人工降雪機
しかも、相当広範囲に降らせているので普通のスキー場の感覚で滑れるところがよい。
前回はスノボーを練習したが今度はこの広さを生かしてスキーの練習が主である。
滑走距離は白鳥ウィングヒルズでは1000mだった(今は2000mまで氷を撒いて 距離を延ばしている)こちらは4000m。

このあたりはスキー場間の客の奪い合いが激しい。
ちょっと油断していると客があちらへ行ってしまうというわけでインターネットなどでも 雪質、コースの長さ、駐車場など宣伝合戦は激しい。
以前はダイナランドやめいほうスキー場などがビッグネームだったが今は少し影が薄い。
3時半起床、横好き親父得意の付け焼刃でスキーのDVDを見ながらパンをぱくつく。
4時半に出発して4時間ほどで着いた時はまだ降雪機が雪煙をあげて雪を降らしていた。
今日は天皇誕生日で連休なので白鳥ウィングヒルズ以上の混みようである。
それでも前回の10m程度の狭いコースと違って広いので安心して滑ることが出来る。
DVDを思い出しながらカービングの練習だ。

リフト乗場 赤いものはボードカバー
あのダボダボズボンや作られたパークでジャンプやパフォーマンスを見せるのが 今の若者に受けるのか関西、中部方面はとくにスノボーが多い。
今日の高鷲はボーダーばかりでスキーヤーは1割もいないようだ。
こんなにスキーヤーが少ないことは初めてだが少数民族というよりも絶滅危惧種といっていい。
高鷲のレッドデータブックに載るのではあるまいか。
保護のためスキーヤーにはリフトを割り引くなどが望ましい。
なあんて訳にはいかないか。

ゴンドラを主に使って14時過ぎまで30kmほど滑り、車に戻って一休み。
今度はボードに替えてゴンドラに3回乗ったらゴンドラの営業時間が過ぎてしまった。
今日はどちらも気持ちよく滑ったので体がだいぶなれたようだ。
野沢温泉スキー場で始めてスノボー3級、スキー2級の検定を受ける用意は出来つつある。
16時半ボードを仕舞って帰路につく。

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