タチウオ釣り(12月6日)

初めて釣り上げた獲物がこれ!タチウオは肉食魚で歯が鋭く素手で持つと危険らしい

Kサークルのメンバーに誘われてタチウオ釣りに行った。
親父は昔からあまり釣りには興味がなく本格的な釣りをやったことはない。
Kサークル総会の時に釣りの話が出てそのうちやろう言われ、ひと月前に兵庫の南芦屋浜の海釣りに誘われた。

メンバーは会長、Hさん、Mさんとの4人。
南芦屋浜公園は釣り人が多く隣の釣り糸に絡まったりするとややこしいことになりそうだがHさんとMさんが両隣に立って釣ってくれた。
おかげで安心だったがどちらの糸にも絡めて迷惑をかけてしまった。
道具をすべて貸してもらってルアーでタチウオを狙ったがあたりが全くなく全員が釣れなかった。
周りの人もほとんど釣れていなかったから潮がよくなかったのだろう。

ルアーを替えるHさん、3個も失ってしまった。ごめん!

それではさらによく釣れるところというわけで武庫川一文字という沖合の防波堤に行くことになった。
深夜2時半起床、4時半に渡船乗り場の駐車場でHさん、Mさんと待ち合わせ。
満席の20人乗りの船に10分ほど乗って武庫川一文字に着く。
降りたらすぐMさんが先頭で降りてダッシュ、灯台のある堤防の先端のスペースを確保した。
堤防の高さは海面から5〜6mあるがそこは他の部分と違って足元が広く親父が少しよろめいても危険はないという年寄に気を使った選択でもあるようだ。
暗い中でヘッドライトを付けて仕掛けの用意をする。(親父は全く分からないのでHさんの手元をライトで照らす程度のことしかできなかったが・・・)

(左の写真は夜が明けてからのものです)

灯台部分で釣る親父とMさん。ここは広く安心できる。

それからは教わった通り投げては巻く、ひたすら投げては巻く。
この前のように誰にも全く反応がないなあと思っていたらググッと手ごたえがあった。

「何か来たあ!」
「あっ、緩めないで巻いて、巻いて・・・」
リールを巻いてゆくと長い光るものが見えた。
結構デカい。
お二人の指導でやっと釣り上げたら80cmの立派なタチウオだった。
優しいHさんは“1m”と言ってくれた。

初めての獲物がすごい奴だったので感激だ。

幅80cmもないような狭い一般部分で竿を振るHさん

それから30分後にも前より少し小さめのタチウオがかかった。
このころはだいぶ明るくなって近くの人がサゴシ(鰆の50cm程度までの幼魚)をあげた。
「あれも釣ってみたいなあ。」 これからの時間はサゴシがかかるというので頑張ったがあたりは全くなく10時ごろに「引き上げよう。」ということになった。

親父はビギナーズラックで立派なタチウオを2匹釣り上げたがお二人は当たりも全くなかった。
この日は長潮であまりよくなかったらしい。
結局、来てみなければ分からないということだろう。

親父は胸を張って帰り、かみさんやむすめに十分自慢できた。
ネットを見て捌いた刺身と塩焼きもおいしかった。
これは病み付きになりそうだ。


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