ワラビ採り

今日もワラビがどんどん出てきている

この頃の朝の散歩はワラビ採りになることが多い。
黒部の散歩は里山を歩くことになるから今はワラビがあちこちに出てきている。
かみさんは自然のものはまず採って食べるものがないかと思ってみる。
黒部が丸々としたキジを追い出した時は「あっ、おいしそう」などという。
親父はそんな感覚はないからきれいだとかかわいいと思うだけで食には結びつかない。

あそこはすぐ袋一杯採れるところ

以前、秋に盛岡に行った時中津川の河原を散歩していたら産卵後の落ち鮭が何匹も下ってきていた。
「ほら、鮭がいるよ」と声をかけてふと見るとかみさんは足もとの大きな石をつかみ上げかけている。
まずい、この鮭は盛岡市民が大切に見守っている観光資源。
橋の上で見下ろしている人もいる。
「やめろ、何をする。」必死に止めた。
「だいたいあの鮭は脂肪が落ちて不味くてこちらの人は食べないよ。」
かみさんはやっと石を下ろした。

ゼンマイの綿毛を取るかみさん

だから山菜が豊富な今はかみさんが張り切る季節だ。
つくしんぼから始まりウルイなどを食べて今は蕗やぜんまい、ワラビである。
散歩中に前年のワラビの葉の茂った後をあちこちでチェックしているのでどこかが他の人が採ってしまっていても別な場所がある。
そんなわけでこの半月ほど採れたての柔らかいワラビのおひたしが必ず出る。
そのうえ、ご近所からタケノコなども届くので親父は山菜は若干、食傷気味であるが。


今朝も2〜3食分のワラビを取った後、ゼンマイが群生しているところを見つけてビニール袋一杯採って帰った。
かみさんは早速あく抜きの準備にかかっている。

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